住まいのワンポイント の記事一覧

住宅エコポイントの発行交換状況について-その2

 

2011年1月末時点で約676億ポイントを発行

住宅エコポイントの発行ポイント数が堅調です。今年平成23年12月末まで制度が延長され、さらに今年の1月から節水トイレ、高断熱浴槽、太陽温水器にもポイントはつくことになって、総予算枠も大幅に増えました。ここへきてリフォーム以外にも新築需要のほうでエコポイント発行数がググッと伸びてきており、結構な勢いで予算が消化されている状況です。
住宅エコポイントの発行数は、昨年末時点で約564億ポイント、今年の1月末時点で約676億ポインでしたので、1ヶ月で112億ポイントの延びとなっています。予測ですが、このペースでいけば今年の7月~8月頃には予算が消化されてしまう計算となります。今年一杯は大丈夫と思っていたら、予算が消化されてしまってあてにしていたエコポイントがもらえなかった、などという事がないように、エコポイント事務局や国交省のホームページはまめにチェックしておきたいものです。
エコポイント発行対象工事の内訳を見ていきますと、リフォーム工事においては、真空ガラススペーシアや複層ペアガラス交換、インプラスやプラマードUなど二重内窓取付けといった、「窓の断熱改修工事」が圧倒的に多いことは以前と変わっていません。外壁、屋根、天井などの改修工事、バリアフリー工事よりも、窓の断熱改修のほうがニーズが多いということがよく分かります。

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少し手軽な窓まわりの省エネリフォーム

 

ガラスにシートやフィルムを貼ってみる

窓の省エネ、断熱、結露対策リフォームというと、いの一番に二重内窓の取付けや、真空ガラススペーシア、複層ペアガラスへの交換といった方法が挙げられますが、コスト的にも工法的にも、より手軽で簡便な方法として、窓ガラスに断熱効果のあるシートを貼るという方法があります。
窓ガラスからは、春から夏場に向けては日射熱が室内に入り込み、逆に冬は窓ガラスから多くの熱が逃げていきます。これを防ぐには、窓ガラスの表面に動かない空気の層をつくればよいのです。よくお菓子やクッキーの箱に入っているプツプツした丸い空気の層があるフィルムにもう1枚ポリエチレンのフィルムを貼り合わせた「窓ガラス断熱シート」という商品があります。これをハサミで切って両面接着テープで貼れば、断熱効果が得られます。
窓ガラスの省エネ化は冬だけではありません。夏の冷房効果も考え、直接強烈な太陽光線をカットするフィルムもあります。もちろん複層ガラスや窓ガラス断熱シートも冷気を外に逃がさないという意味で十分夏期においても効果がありますが、直接西日が入るところの窓には、一般的に「ハーフミラーシート」といわれているアルミ蒸着のフィルムを貼るのが効果的です。このフィルムは、光を50%から80%力ットして熱の侵入を防ぐもので、鏡のように全面的に光を反射しないのが特徴です。

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プロが選んだ「採用したい内窓」ランキング

 

二重内窓の人気、第一位は?・・・

既存住宅の窓に比較的簡易に取り付けることができる内窓は、住宅版エコポイント制度の対象製品として注目を集めています。環境意識の高まりで注目を集める内窓5製品を対象に、採用意向や認知度についてアンケートを実施したところ、採用したい、知っている、採用したことがある、の各分野でトステムの「インプラス」が1位になったとの事です。対象5製品はトステム「インプラス」、YKK AP「プラマードU」、三協立山アルミ「プラメイクE」、旭硝子「まどまど」、新日軽「リクラス」ですが、窓の断熱・防音・対結露性能においても、品質、デザイン、サポートなどどの面を取っても、私共では各メーカーとも殆ど同等と感じています。なにゆえトステムのインプラスがすべての面において第1位であったのか、今ひとつ腑に落ちませんが、コマーシャルなどの打ち方の違いなのでしょうか・・・

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住宅エコポイントの発行交換状況について

 

2010年末時点で約564億ポイントを発行

鳴り物入りでスタートした住宅エコポイント制度ですが、スタート当初はほとんど制度が利用されず、せっかく確保された1000億円の予算もすっかり余ってしまうのではないかと懸念されましたが、結果的には2010年末時点で予算の半分強、約564億ポイントが発行され、1年間の制度延長も決まりました。このままのペースが続けば、2011年3月時点で予算消化率は約80%ほどになるとの予測も立っています。
エコポイント発行対象工事の内訳を見ていきますと、リフォーム工事においては、真空ガラススペーシアや複層ペアガラス交換、インプラスやプラマードUなど二重内窓取付けといった、「窓の断熱改修工事」が圧倒的に多いことが分かりました。他には外壁、屋根、天井などの改修工事、バリアフリー工事もエコポイント対象ですが、窓の断熱改修がリフォーム工事全体の80%以上を占めています。いかに窓というものがイの一番に断熱しなければならない対象として認識されているかという指標でもあると思います。
ちなみに交換商品の内訳ですが、商品券やプリペイドカードが全体の約80%を占めているそうです。やはり環境配慮商品や、寄付といったことよりも、金券が人気というのも時代を表していますね。

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ガラスのエコリフォームをお勧めする理由

 

ポイントは電気の無駄使いをなくすこと

ご家庭で使用している電力のうち、もっとも電気を多く使用しているのはエアコンです。その割合はご家庭の電力の25%とも言われています。つまりご家庭の電器の無駄をなくすためには、エアコンを効率よく使うことが大切なのです。そこで真空ガラススペーシアや複層ペアガラスなどエコガラスへの交換、あるいはインプラスやプラマードUなど二重内窓の取付けが、大いに重要になってきます。
窓、ガラスをエコリフォームすると、断熱性能が大幅に上がります。エアコンが温めた室温をエコガラス、二重内窓がしっかり閉じ込めて逃がさないため、余計な電気を使わずに済むのです。窓のエコリフォームは、ご家庭の電気代を大幅に減らし、地球温暖化防止にも貢献するエコの具体策です。

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単板ガラス用サッシ大幅縮小の方向へ

 

トステムは複層ペアガラス用サッシに注力

昨今の世界的なCO2削減規制や住宅の省エネ化、また住宅エコポイントや窓の断熱性能表示制度の改正等の影響から、単板ガラス用サッシの用途が限定的になってきました。このような時代の流れを受けて、トステムでは2011年5月までにデュオSG、アトモスシリーズなどの単板ガラス用サッシの一部品種の販売を終了することとし、今後はデュオPGなど複層ペアガラス用サッシ中心の販売戦略に切り替えていく方針を打ち出しています。
今のところ他メーカーが追随する動きは見えませんが、YKKや三協立山アルミなどもいずれ同様の動き方をしてくるものと思われます。ここ数年、窓の断熱、遮熱、結露といった言葉がキーワードとなり、複層ペアガラスがもてはやされる傾向はありますが、時代の流れとはいえまだコスト優先で単板ガラス用サッシを使用したいというニーズは、そこここにあると感じています。主要な窓種だけはしばらくの間は単板用も残して欲しいものです。

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窓ガラスや壁に貼る防音シート

 

すき間なくシートを貼るのが遮音・防音のポイントです

窓の遮音・防音対策として、二重内窓や防音合せガラス交換以外にポピュラーなのが防音カーテンです。防音カーテンよりも効果が高い対策として、防音シートという物がありますが、最近防音シートについてご質問を頂く事が多くなってきました。残念なことに私共ではこの防音シートを取り扱っていませんので、正確なお答えをする事が出来ませんが、色々調べてみたところ防音カーテンよりはだいぶ効果が高い事がわかってきました。
住居に出入りする音は、窓だけでなく壁や天井、床からも侵入してきますので、どこから音が侵入してきているのかを特定し、ピンポイントでシートをすき間なく貼れば、かなりの効果を発揮するようです。この「すき間なく」というところがポイントで、わずかなすき間でも音は容赦なく侵入してきますので、防音シートを貼る際にはサッシのすき間などに防音テープで目張りをしてからシートを貼ると効果的ということです。ただ、やはり二重内窓インプラスやプラマードU、あるいは防音合わせガラスソノグラス、ラミシャットなどによる対策のほうが効果が高い事はいうまでもありません。

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音を立てない侵入手口

 

サッシ外しの手口が増えています

窓からの侵入手口としては、これまではこじ破り打ち破りなどの強引な手口から、比較的音の出ない焼き破りや三角破りなどといった方法がありました。どれも共通しているのはガラスを破壊して侵入してくるという点です。しかしここ最近、より音の出にくい侵入方法として「サッシ外し」という手口が増えてきています。詳しくは書けませんが、ガラスを壊さずにサッシ(ガラス戸)ごと外してしまうという手法です。
対策としては、サッシが持ち上がらないようにきちんと外れ止めを施すことです。普通は外れ止めが掛かっていてサッシは持ち上がらないものですが、時々この外れ止めがきちんと掛かっていない窓がありますので、室外側のガラス戸が持ち上がらないかよく確かめて下さい。もし持ち上がってしまうようでしたら、早急に外れ止めを取付けるようにしましょう。

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カビの発生をフィルムで防止

結露によるカビからインテリアを守るフィルム

これまでは窓ガラスやサッシに発生する結露をいかにして防ぐか、といった点に着目した商品や対策のご紹介をしてきましたが、今回ご紹介させて頂く商品「LGプロテクションフィルム」は、少しスタンスが違います。結露が出るのは仕方がない、それなら窓周りの木枠や床材など水分を吸収しやすい箇所に防水機能のあるフィルムを貼って腐食を防ぎましょう、というスタンスです。結露そのものよりも水滴が床や壁に吸水されることによって生じる被害に着目しています。
窓ガラスに発生した結露は、水滴となってサッシ下部に溜まり、やがて床や縁木を濡らします。吸水された水分によって素材劣化が促進されたり、シミや汚れの原因となるだけでなく、カビが発生するなどして被害が徐々に拡大していきます。結露による被害は家だけでなく健康にも深刻な影響を与えかねません。こうしたカビの発生を食い止める対策として、結露そのものが発生しないようにするという視点と同時に、結露によって生じる窓周辺の木材の腐食を防止するという視点はとても大事なことです。
プロテクションフィルムは、熱可塑性ポリウレタン樹脂を基材とした機能フィルムで、滑りにくく強靭で柔軟性があり、耐摩耗性にも優れています。高透過ですので貼付箇所の意匠性を損なうこともありません。また、UVカット機能もあり、褪色劣化防止にも効果的です。結露水の発生しやすい箇所に貼付するだけで簡単に施工は完了します。

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マンションドアをカバー工法でリフォーム!

トステムのシンプルカバー工法がお勧めです

築年数30年~40年と経ったマンションの玄関ドアは、傷や汚れだけでなく、気密ゴムの劣化や各部品の磨耗などによって、ドアそのものの性能が大きく低下するという大きな問題を抱えています。従来はこうした場合にカバー工法というやり方でドアを交換してきましたが、ドア枠の開口が狭まったり、大きく出っ張ったりといった別の難点があり、また工事もかなりの時間が掛かるものでした。
このたびトステムが開発した「シンプルカバー工法では、従来のカバー工法の手法を取りつつ、開口の狭まりや出っ張りを最小限に抑え、しかも現場での加工が少なくて済むため、工事の所要時間も大幅に短縮されるようになりました。マンション玄関ドアの気密性、断熱性、防犯性が向上するだけでなく、もちろん見た目にもドアが新しくなってイメージが一新されるカバー工法はお勧め工事の一つですが、中でも施工時間が少なくて済むトステムの「シンプルカバー工法」は特にお勧めと言えます。

トステムシンプルカバー工法
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