住宅エコポイントの発行交換状況について-その2

 

2011年1月末時点で約676億ポイントを発行

住宅エコポイントの発行ポイント数が堅調です。今年平成23年12月末まで制度が延長され、さらに今年の1月から節水トイレ、高断熱浴槽、太陽温水器にもポイントはつくことになって、総予算枠も大幅に増えました。ここへきてリフォーム以外にも新築需要のほうでエコポイント発行数がググッと伸びてきており、結構な勢いで予算が消化されている状況です。
住宅エコポイントの発行数は、昨年末時点で約564億ポイント、今年の1月末時点で約676億ポインでしたので、1ヶ月で112億ポイントの延びとなっています。予測ですが、このペースでいけば今年の7月~8月頃には予算が消化されてしまう計算となります。今年一杯は大丈夫と思っていたら、予算が消化されてしまってあてにしていたエコポイントがもらえなかった、などという事がないように、エコポイント事務局や国交省のホームページはまめにチェックしておきたいものです。
エコポイント発行対象工事の内訳を見ていきますと、リフォーム工事においては、真空ガラススペーシアや複層ペアガラス交換、インプラスやプラマードUなど二重内窓取付けといった、「窓の断熱改修工事」が圧倒的に多いことは以前と変わっていません。外壁、屋根、天井などの改修工事、バリアフリー工事よりも、窓の断熱改修のほうがニーズが多いということがよく分かります。

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