リクシルの内窓インプラスと防音合わせガラスソノグラスで窓の防音化と断熱化

練馬区A様リクシル内窓インプラスと防音合わせガラスソノグラス施工前

リクシル内窓インプラス施工前

既存サッシはブロンズ色でしたが…
練馬区A様リクシル内窓インプラスと防音合わせガラスソノグラス施工後

リクシル内窓インプラス施工後

内窓インプラスはホワイト色にしました
今回の施工事例は、リクシルの内窓インプラスの設置で窓の防音化と断熱化を同時に解決してしまおうというリフォーム事例です。練馬区のA様から頂いたお悩みは、窓から侵入してくる車やバイクの騒音によって、部屋に居ても落ち着かなかったり、安眠出来なかったりと、とにかく室内を静かな環境に保ちたいというのが第一のご要望でした。国道への抜け道にもよく使われる都道に面した立地にあって、なおかつ信号機が近くにあるという状況です。信号機に近いと、どうしても赤信号で停まった車やバイクの発進時の騒音が聞こえてきてしまい、騒音レベルとしては高いパターンになってしまいます。信号機をずらすわけにはいきませんので、これを解決するには窓から侵入してくる騒音をシャットアウトする以外に方法はありません。もっとも手っ取り早いのがリクシルのインプラスや、YKKのプラマードUといった内窓を設置して、窓を二重化することです。

二重化すると一言でいっても、内窓に使用するガラスの種類、性能によって、内窓の効果は大きく違ってきます。今回のA様の件では、とにかく防音遮音が第一でしたので、そういった場合に私共でファーストチョイスとしてよく使用する、日本板硝子社の防音合わせガラス「ソノグラス」を今回も使用しました。ガラスとガラスの間に防音特殊中間膜を挟んだ構造のこのガラスは、とにかく音を消し去ることに関してはかなり性能が高く、費用対効果とかコストパフォーマンスといった面では相当優秀なガラスです。

日本板硝子の防音合わせガラスソノグラス

防音ソノグラスの目印音符のマーク

ちなみにAGCのラミシャットも同様のガラスで、日本板硝子のソノグラスとほぼ同等品・同価格です。ついでにといっては何ですが、冬場に窓から冷気が入り込んでくるという事もA様からお聞きしましたので、内窓にどのようなガラスを入れようとも、窓を二重化するという時点で、既存窓と内窓の間に大きな密閉された空気層が出来上がるので、おのずと断熱性が上がって冷気も遮断されますよ、とご説明させて頂きました。事実、工事のあとあとA様にヒアリングさせて頂いたところ、当初の狙い通りしっかりと窓からの車の騒音は遮断され、以前は窓に現れていた結露も止まった上、窓周りの冷っとした感じもだいぶ軽減されたとの事でした。

既存サッシはブロンズ色でしたが、内窓インプラスのカラーは周囲の壁クロスに合わせてホワイトをお選び頂きました。既存サッシのカラーが何色であっても、洋間には明るいホワイトとかグレーをお選びになるお客様が多いように感じます。

今回の施工範囲には和室も含まれていたのですが、和紙障子のような見た目の内窓も製作可能です。A様の和室にもパッと見ほとんど和紙障子にしか見えないけれども、実は和紙調の複層ガラスが入っている内窓を設置致しました。

和室には和紙調複層ガラス入りの内窓インプラス

和紙調複層ガラス入り内窓インプラス

リクシルのインプラスや、YKKのプラマードUなど内窓製品は、国や地方自治体の省エネリフォーム補助金の支給対象です。色々な補助金、助成金制度が今現在走っていますが、それぞれに条件がありますので充分な確認が必要です。国が主幹の「こども未来住宅支援事業」、東京都が主幹の「災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業」などが代表的なものですが、その他にも区、市レベルでも窓の省エネリフォームに対し、助成制度が設けられている自治体も数多くあります。

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