住まいのワンポイント の記事一覧

防音カーテンの効果のほどは?・・・

ただの布切れにしか見えない防音カーテン。本当に効果はあるのか!?

防音カーテンは空気伝播音の遮音を目的とするカーテンで、通常のカーテンに比べ厚手に作られており、高い吸音効果を発揮するという物です。ただの布切れにしか見えないといっても、そこはやはり防音に特化して作られた製品ですから、すき間なく適正に施工された防音カーテンであれば、一定の防音効果は得られます。特にキーン!というような高音域はよく遮音すると言われています。
ただ、実際の生活騒音は、高周波の音よりも中音域の音のほうが圧倒的に多いのも事実です。この事からも、防音カーテンの防音・遮音性能には限界があると言わざるをえません。また、「防音二重窓、二重サッシなみに効果があります。」と表示している防音カーテンのメーカーも有りますが、完全密閉型の二重サッシと同等性能というのは、誇大な表現と言わざるをえません。やはり防音・遮音性能ではデータ的に見ても、トステムのインプラスなどの二重窓・二重サッシのほうがハイレベルです。
防音カーテンは一定レベルでの効果はもちろんありますが、過大な期待は禁物だと思います。施工時に防音カーテンと壁とのすき間に気をつけるのはもちろんの事、そもそも元々付いている外側のサッシにもすき間がないか、充分な確認が必要です。もしすき間があれば、サッシの建て付け調整をしっかりとしてから、防音カーテンの施工を実施するようにしましょう。

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引き違いサッシのクレセント錠が掛かりにくい!

クレセント錠は掛かり具合を調整出来ます。

2枚のガラス戸が左右に動く窓を引き違いと言いますが、サッシの丁度真ん中へん、向こう側にクルっと回すカギ(錠)が付いていますが、これをクレセント錠と言います。引き違い窓のカギとしては、最も一般的なものです。長年サッシをお使いのうちに、だんだんカギを回すのが固くなってきて、仕舞いには掛からなくなってしまうようなケースもあります。これはガラス戸自体の建て付けの狂いなどが原因で起きる場合もありますが、クレセント錠を止めているネジが緩んで、クレセント錠自体が動いてしまっている場合も多いです。
下図のようにクレセント錠には引っ掛ける側の本体と、引っ掛けられる側の受け金具とがあります。どちらもサッシに対してネジで止められていますので、そのネジを緩めれば多少動かすことができ、調整が可能となります。ネジは取ってしまうと後で厄介なので、完全には抜き取らないで緩めるだけにしておきます。この状態でクレセント錠本体と、受け金具をそれぞれ上下左右に動かしてみて、掛かりが良いところで再び先ほど緩めたネジを締め付けます。これでクレセント錠の調整は完了です。

クレセント錠調整1
クレセント錠調整2
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バタンッ!と閉まる玄関ドアは危険です。

ドアクローザーでスピード調整が出来ます

ドアクローザーとは、玄関ドアなどの上のほうに付いている横長の箱のような部品で、内部の油圧の働きによってドアの開閉スピードを調整しています。ドアチェックと呼ばれることもあります。この油圧の働きが弱まったり、狂ったりしてくると、これまではゆっくりと閉まっていたドアが、バターン!と大きな音を立てて勢いよく閉まるようになってきます。こうなってくると大変危険です。思わぬところで手や指を挟んでしまうかもしれません。
ドアの開閉スピードは、ドアクローザーの横についている調整弁でコントロール出来ます。調整弁の頭はプラスの場合もありますし、少し古いものではマイナスもありますので、見合ったドライバーで弁をまわりて調整します。たいがいの場合、調整弁を左にまわすと速度が早まり、右にまわすと遅くなります。

ドアクローザー調整
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エコライフは窓リフォームがポイント

トステムが提唱する窓deエコ

「窓deエコ」とは、トステムが今年提唱する「窓リフォームによる省エネ生活」のキャッチフレーズです。夏は約70%の熱が窓から侵入し、逆に冬は約50%の熱が窓から流出するという事は、我々の業界内ではよく知られた定説となっています。トステムいわく、この窓からの熱の出入りを抑えることこそ、最も手軽で確実な省エネ方法である、というのです。
トステムのインプラス、YKKのプラマードUなどの、いわゆる二重窓・内窓で窓リフォームすれば、金額に換算すると年間で約31,000円の冷暖房費用の節約に繋がり、地球温暖化の基となるCO2も年間で約550kg削減出来るという試算データもあります。
リフォームする窓数にもよりますが、例えば20万円かけて窓リフォームしたとしても、約7年で元が取れる計算となります。21年度は省エネ減税の制度が整備されましたので、こうした制度も上手に活用し、窓の断熱リフォームを実践なさってみてはいかがでしょうか。

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ポリカボネート屋根材の選び方

屋根下の暑さと明るさがカギです

カーポート、テラス屋根、バルコニー屋根、サンルームなど、エクステリアの分野に屋根は付き物です。呼び名は少しづつ違いますが、各エクステリアメーカーとも、ポリカボネート屋根材の種類として、通常のポリカボネートと熱線吸収ポリカボネートの2種類をラインナップしています。ポリカボネートとは、その強度はガラスの200倍とも言われる、表面への衝撃に大変強い特殊プラスチック材の事です。
以前、象が踏んでも壊れないというキャッチコピーの筆箱がありましたが、あの筆箱に使用されていた素材がポリカボネートです。
通常のポリカでは、光はほとんど素通りしますので屋根の下はとても明るいのですが、熱の元となる近赤外線もほとんど素通りなので、屋根の下にいても直射日光を浴びている状態とほとんど変わりません。例えばカーポート下の車中温度にしても、炎天直下とほとんど変わらないということです。
一方、熱線吸ポリカは、近赤外線を50%もカットしてくれる代わりに、光も80%もカット「してしまい」ますので、真夏でも熱線吸収ポリカ屋根の下では涼しく感じます。その代償として、やはり屋根の下は暗くなってしまいます。
これらの特長をよく考慮しながら、屋根材の選定をしましょう。特にリビングルームなど、光を採り込みたいお部屋がこれら屋根の近くにある場合には注意が必要です。屋根下の暑さと明るさを秤にかけて、充分にご検討下さい。

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手動の窓シャッターを簡単に電動化

防犯にも有効なソムフィキット

ソムフィキットという商品があります。これはお客様が現在ご使用中の手動の窓シャッターを簡単に電動化出来るキットです。このほど弊社でも取り扱いを開始いたしました。これまでは手動の窓シャッターを電動に変えたくても、本体ごと一式を交換しなければならず、場合によっては外壁や室内壁なども一部壊す必要があったりと、大変な手間とコストが掛かったものでした。
このソムフィキットはシャッター本体はそのままに、モーターとシャフトを組み込むだけという、比較的簡単な工事で手動の窓シャッターを電動化出来る画期的な商品です。基本的に工事は室外側だけで、室内の工事はありません。
電動シャッターですので、お年寄りやお子様でもリモコン操作ひとつで窓シャッターの開閉が出来ます。また、雨降りでも窓を開けずに室内から操作出来ますし、自動ロックが掛かるためカギの掛け忘れもなく、防犯上も大変有効です。コスト的には、通常の掃き出し窓のサイズで、工事費用まで含んでだいたい13万円~14万円くらいです。

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学校もエコ化の方向へ

スクール・ニューディール構想が始動

学校における教育環境をより一層充実したものとさせるべく、耐震化・ICT化・エコを三本柱とした
スクール・ニューディール構想が本格始動しました。ICT化とはデジタルテレビ、電子黒板、校内LANの導入など、いわゆる学校のIT化とも言える分野です。
日本の住宅の窓ガラスをすべて複層ペアガラスなどのエコガラスに変えたとすると、年間約1700万トンのCO2削減となるそうです。同じように全国に多数ある学校、体育館の窓ガラスをエコ化・断熱化することで、生徒にとって快適な室内環境が確保されるだけでなく、CO2削減に大きく貢献することが出来ます。
すでに平成21年度補正予算でスクール・ニューディール構想が認められ、1兆円を超える予算と21年度内の整備目標が発表されましたので、今後ガラスメーカー各社からスクール・ニューディール構想に向けた学校用のエコガラスが商品化され、徐々に取り替えが進められていく予定です。

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網戸とサッシの間に隙間が・・・

建て付け調整をして網戸をまっすぐにしましょう

アコーディオン網戸、プリーツ網戸、ロール網戸など特殊なタイプの網戸も増えてきておりますが、ここでのお話しは横に引いて開ける通常の網戸に関するものです。サッシのタテ枠に対して、網戸が少し斜めになってしまい、サッシと網戸のタテ枠間に隙間が出来てしまうケースがよくあります。レールの上を戸車が走るタイプの網戸では、長年お使い頂くうちに戸車の調整が狂ってきてしまい、それが原因でこのような隙間を生じさせてしまいます。
横に引いて開ける通常の網戸、と言っても色々な戸車の方式がありますので、全てのケースに当てはまるわけではありませんが、だいたいの網戸において、網戸の小口(網戸の厚みに相当する部分)の下のほうには2本のプラスビスが見えると思います。これまた色々なケースがあるのですが、だいたいの場合において、2本見えるうち、上のビスは網戸組み立て用のビスですので、これは触ってはいけません。下のビスが戸車調整用のビスです。このビスを時計回りに回せば戸車は上がり、逆に回せば戸車は下がります。
室内側から見て、網戸左側を持ち上げたいという場合には、左側にある調整用ビスを時計回りに回せば良いというわけです。このようにしてサッシのタテ枠と網子のタテ枠がピッタリと合わさるように調整して、虫の侵入を防ぎましょう。

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楽器と防音

窓の防音対策で楽器の音は消せるか

ご自宅で楽器を弾かれる方から、窓の防音工事をご依頼頂くケースが増えてきています。ピアノ、ギターをはじめ、バイオリン、チェロ、サックス、トランペットなど、本当に色々なケースに遭遇してまいりました。近隣との騒音問題でもめるケースが多い昨今ですので、お部屋の中に防音室、防音ルームを作れればそれに越したことは無いのですが、いかんせんコストが掛かりますし、スペースを取られてしまいます。そこで音の入出量が多い「窓」というものを二重窓で塞ぐことにより、防音室の設置に比べて、よりローコストで必要充分な防音・遮音対策を取ろうと考える方が少なからずいらっしゃいます。
これらの楽器の音は、窓の防音二重化対策ぐらいで本当に消せるのでしょうか。これまでの私共の経験から申し上げられますのは、「防音合わせガラスをはめ込んだ防音二重窓」、この組み合わせが最も効果が高いです。上述の楽器の音などは本当によく消えます。二重窓の設置後に、窓の外に出て聞き比べてみると、音が微かに聞こえるという程度にまで遮音されているのがよく判ります。ただし、例えばマンションなどで、上下階、両隣に床や壁を通じて伝わってしまう音は、いかに窓を塞いだところで防げません。また、ドラムスや太鼓のように振動で伝わる重低音は、やはり床・壁を伝ってしまうので、窓の防音対策をしてもあまり有効ではありません。

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門扉の開く向きについて

門扉は内開き?外開き?

原則として開き門扉の開く向きは、内開きと決まっています。これはなぜでしょうか?住まいの立地、塀の設置状況などの諸条件にもよりますが、一般的に門扉は道路との境に付けられるものであり、そのすぐ外側は道路という事が多いです。そこへ外開きの門扉を付ければ、外を往来する人や車との接触も考えられ、大変危険です。このような理由によって、門扉は内開きと決まっているのです。
ただ、内開きにすると玄関ドアと干渉してしまったり、建物(自邸)の間に余裕が無さすぎたりといった、別の問題が発生する事も考えられます。もし外側に余裕があって、外開きにしても大丈夫という場合には、門扉を外開きにする部品もあります。
また、このような設置スペースの問題がある場合には、なんでもかんでも開き門扉という発想ではなく、スペースを有効活用できる引戸門扉、アコーディオン門扉もご検討なさってみてはいかがでしょうか。

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