結露対策について の記事一覧

薄型断熱ガラス「クリアFit」がじわじわ売れております。

 

日本板硝子のクリアフィットは真空ガラススペーシアのエコノミー版

真空ガラススペーシアのエコノミー版ともいえる、薄型断熱ガラス「クリアFit」が、じわじわと出荷数を伸ばしてきております。スペーシアと同じく真空層をガラスの間に挟み込んだ構造をしたこのガラスですが、スペーシアとの違いは高断熱LowEガラスを使っているか、使っていないかです。クリアFitのほうはLowEではない、通常のガラス2枚の間に真空層を挟み込んでいるのですが、その分コストが抑えられており、スペーシアに比べ4割くらい安い価格設定となっています。
それでも日射熱のカット率、断熱性能は、一枚ガラスに比べれば、およそ2倍もあります。窓ガラスの結露でお困りのお客様で、これまでコストを抑えるために、アタッチメント付きの複層ペアガラスをご選択頂いていたような方々も多々いらっしゃいましたが、クリアFitのほうがコストパフォーマンスに優れていますので、ここ1年くらいの間に、じわじわとクリアFitが売れるようになってきました。断熱性能ももちろん優れていますが、防音性能は真空ガラススペーシアと同じですので、特にインプラスやプラマードUといった内窓と組み合わせると、低コストで、なおかつ断熱・防音性能の高い、結露の出にくい窓に変えることが出来ます。

クリアFit構造図
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樹脂内窓による断熱効果で結露だけでなくヒートショックも防ぐことが出来ます

 

洗面脱衣室・浴室の断熱化は健康にも繋がります

冬場、なんとなく足元だけが寒く感じることはありませんか?それは窓付近がコールドドラフト現象によって冷たく感じられ、暖房熱は部屋の上のほうに滞留するという、お部屋内の温度の違いやムラによって引き起こされるものです。まずはお部屋に入り込む冷気を遮断することが大事です。インプラスやプラマードUなどの樹脂内窓で、室内外の熱の出入りを遮断することで、コールドドラフトは大幅に軽減することができ、結果として窓ガラスやサッシにつく結露もほとんど出なくなります。
浴室や洗面脱衣室にも同じことが言え、なるべく外の冷気を室内に入れない、廊下と洗面脱衣室の室温差を少なくする、といった対策が必要です。特に建物内でも温度が低くなりがち、温度差が大きくなりがちな浴室、洗面脱衣室では、ヒートショックが怖いです。ヒートショックは室温が急激に変化することによって、血圧や脈拍が大きく変化する一種のショック状態で、心筋梗塞や脳卒中を引き起こす原因にもなります。住まいの断熱化が進んでいる北海道では、暖かい地域に比べて、心疾患、脳疾患による死亡率が低いことも、お住まいの断熱性能と無関係ではないかもしれませんね。

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NSGのアタッチメント付き複層ペアガラスが販売停止に。

 

薄型断熱ガラス、クリアFitの需要が増えてます。

日本板硝子NSGのアタッチメント付き複層ペアガラス「ペアマルチホーム」は、単板ガラス用サッシにもはめ込み可能な複層ガラスとして、長年ご愛顧頂いてまいりましたが、真空ガラススペーシアやクリアFITなどの薄型高断熱ガラスの品種が多岐に渡り出揃ったこともあって、2012年末をもってペアマルチホームの販売は終了となりました。まだ旭硝子のペヤプラス、セントラル硝子の窓ンナは継続して供給されておりますが、アタッチメントの縁が出ない、見た目にもすっきりとした真空ガラススペーシア、クリアフィットは今後ますますの需要増加が見込まれています。

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クリアFIT(クリアフィット)に新たな品種が追加されました。

 

クリアFitに新たな厚みの品種追加

真空ガラススペーシアの廉価グレードとして大変ご好評を頂いている、日本板硝子の薄型断熱ガラス「クリアFIT」ですが、このたび新たに数種類の厚みと品種が追加となりました。このたび追加となったのは、クリアFitの透明8.2ミリ、10.2ミリ、不透明10.2ミリと、クリアFit静の透明9.2ミリ、不透明10.2ミリです。
アダプター(アタッチメント)付きの複層ペアガラス「ペアマルチホーム」に代わるガラスとして、クリアFitと真空ガラススペーシアは、今後も節電、省エネ、断熱結露対策というニーズにお応えするべく、ますますの品種拡充が見込まれています。

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加湿器に頼らない、冬の乾燥・結露対策

 

加湿ではなく、調湿という発送

冬は、乾いた外気や暖房機器の使用により、室内の空気が乾燥しやすい季節です。カラカラのお部屋で過ごしているとお肌はカサカサ、のどはイガイガ、しかも結膜炎や風邪、インフルエンザにもかかりやすくなってしまいます。そんな乾燥防止策として一般的なのが「加湿器」。わりと手頃な価格で購入でき、電源を入れればすぐに効果が得られ、しかも最近ではアロマや美容効果がある商品も見受けられます。ただ、加湿器は電化製品ですから使えば使うだけ電気料金もかさんでしまいますし、こまめにメンテナンスをしないと、機器内にカビや微生物が発生するという衛生面の不安もあります。
そこでご提案させて頂きたいのが、エコカラットです。土壁が持つ、湿気を吸収し乾燥したらそれを吐き出す性質を持つ壁材です。失った湿度を人工的に加えるのではなく、そもそも湿度が失われないように調節するというエコカラット。冬はもちろん、吸湿にも優れているので、梅雨時期にもおすすめです。

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カビの発生をフィルムで防止

結露によるカビからインテリアを守るフィルム

これまでは窓ガラスやサッシに発生する結露をいかにして防ぐか、といった点に着目した商品や対策のご紹介をしてきましたが、今回ご紹介させて頂く商品「LGプロテクションフィルム」は、少しスタンスが違います。結露が出るのは仕方がない、それなら窓周りの木枠や床材など水分を吸収しやすい箇所に防水機能のあるフィルムを貼って腐食を防ぎましょう、というスタンスです。結露そのものよりも水滴が床や壁に吸水されることによって生じる被害に着目しています。
窓ガラスに発生した結露は、水滴となってサッシ下部に溜まり、やがて床や縁木を濡らします。吸水された水分によって素材劣化が促進されたり、シミや汚れの原因となるだけでなく、カビが発生するなどして被害が徐々に拡大していきます。結露による被害は家だけでなく健康にも深刻な影響を与えかねません。こうしたカビの発生を食い止める対策として、結露そのものが発生しないようにするという視点と同時に、結露によって生じる窓周辺の木材の腐食を防止するという視点はとても大事なことです。
プロテクションフィルムは、熱可塑性ポリウレタン樹脂を基材とした機能フィルムで、滑りにくく強靭で柔軟性があり、耐摩耗性にも優れています。高透過ですので貼付箇所の意匠性を損なうこともありません。また、UVカット機能もあり、褪色劣化防止にも効果的です。結露水の発生しやすい箇所に貼付するだけで簡単に施工は完了します。

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ホコリが付きにくい二重内窓

防音断熱内窓インプラス・ダストバリア仕様

住宅エコポイント制度の追い風もあって、トステムインプラス、YKKプラマードU、旭硝子まどまど、大信のプラストサッシなどの二重内窓、インナーサッシが大変好調です。これらの内窓は、今ある窓にもうひとつ窓をプラスするだけで、窓全体の断熱・防音・対結露効果が大幅に高まるという優れた商品です。
ただ一つ難点だったのが、内窓は樹脂製であるがゆえに、静電気が発生しやすくホコリが引き寄せられてしまい、その事が原因でカビも発生しやすいといわれてきました。このたびトステムの断熱・防音内窓インプラスに、帯電防止剤が添加されたダストバリア仕様が加わりました。(2010年11月発売)
この添加剤の働きにより静電気の発生を抑え、ホコリを寄せ付けません。お掃除手間を軽減してくれる楽々仕様です。

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二重内窓がカビを呼ぶ?

インナーサッシの高気密高断熱性能がアダになる場合が・・・

住宅エコポイント制度の追い風もあって、トステムインプラス、YKKプラマードU、旭硝子まどまど、大信のプラストサッシなどの二重内窓、インナーサッシが大変好調です。これらの内窓は窓の断熱遮熱、対結露、防カビ対策として有効なことは間違いなく、数多くのお客様にお喜び頂いている商品なのですが、やはり誤った使いかたをしてしまえば、その高性能がアダとなってかえってカビを呼んでしまったりという事もあるのです。
室内で発生する結露のキーポイントは、換気と調湿です。冬場、換気もまったくせずに加湿ばかりしていると、二重内窓の高気密性のせいで、湿気がまったく室内から逃げなくなって蓄積される一方となります。カビにとっては大喜びの環境、条件が揃ってしまう事になるのです。諸々の悪条件が重なれば、ということであって、必ずしもカビてしまうわけではありませんが、換気と湿度のコントロールには多少の気遣いが必要です。
断熱性を求めてせっかく二重内窓を付けたのに、換気が必要なんて少しおかしな話しですが、ほんの一瞬風を入れるだけで湿度はググッと下がりますので、冬場でも一定時間に一度、換気を心がけて下さい。

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新築時は特に注意が必要

建物は結露の発生源である水蒸気を出し続けます

窓ガラスへの結露を抑えるためには、水蒸気の発生そのものをいかに減らすががポイントとなります。例えば・・・・・
■洗濯物をなるべく室内に干さない。
■加湿器の使用はほどほどにする。
■お風呂のふたを開けっぱなしにしない。
■水蒸気が発生しやすい暖房機、石油ファンヒーターや、ガスヒーターなどはなるべく控える。
といったような事です。
ただ、建物自体から発生する水蒸気は、いかんともし難いものです。特に新築直後の建物は、木材もコンクリートも水気を吐き出している状態ですので、否応無しに室内の湿度は高くなり、結露が発生しやすくなります。対策としては、特に新築直後の建物では、意識してこまめに換気する事がとても重要です。

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住宅の耐久性向上を目指すリフォームが大幅増

結露対策のリフォームが増加傾向に

国交省が公表している「平成20年度リフォーム住宅の調査結果」によれば、住宅の構造に関する改善・変更を行った人の中では、「基礎・構造の補強」とともに「断熱工事・結露防止対策工事を行った」人が多く、全体の4割近くにのぼるそうです。具体的には、「基礎・構造の補強を行った」が40.6%と最も多く、次いで「断熱工事・結露防止対策工事を行った」が37.5%、「耐震改修工事を行った」が31.3%となっています。
リフォームを実施した動機では、「住宅が傷んだり汚れたりしていた」が4割以上、「家を長持ちさせるため」も2割を超えました。リフォームにより住まいの耐久性の向上を図り、家を長持ちさせようとするユーザーの意図が伺えます。

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