A カバー工法はアルミサッシ、スチールサッシなどの窓、あるいは玄関ドア、勝手口ドアなどの交換方法として、もっとも一般的で、コストも比較的掛からない工法です。もともと建物についているサッシ枠を建物から外さないで、古いサッシ枠の上に、一回り小さなサッシ枠をかぶせるように取付けます。新しいサッシ枠はタテ・横とも一回り小さいですから、古いサッシ枠との間にすき間が出来ます。そのすき間をアルミ板、木材などでふさぐ(カバーする)のでカバー工法と呼ばれています。かぶせ工法ということもあります。新しいサッシ枠はネジ止めなので、新設時の溶接のように火花が飛び散ったりしませんし、外壁を壊すこともなく、もちろん内装の壁クロスも傷めません。1日で2ヵ所くらいの窓を取り替えられるので、工期も短く済みます。いわゆるサッシ、窓だけでなく、玄関ドア、勝手口ドア、浴室ドア、浴室折れ戸も同じやり方で交換が可能です。 |