樹脂内窓などのエコ窓リフォームが好調
社団法人日本サッシ協会の調べによれば、住宅エコポイント制度がスタートした2010年4月においては、サッシメーカー5社合計の樹脂内窓販売実績は、前年同月比1.8倍という驚異的な伸びを示しております。省エネリフォーム減税の効果と相まって、トステムインプラスやYKKプラマードUといった樹脂内窓は、2010年度は200億円を越える商品に成長する見通しだそうです。
NEDOの補助金制度だけが走っていた時期は、その効果はあまりなく、樹脂二重内窓の販売実績はほぼ横ばい状態でしたが、家電業界などで既にエコポイントという言葉自体が浸透していたためか、住宅エコポイント制度がスタートしてからの伸び率には驚くばかりです。住宅エコポイントの申請状況を見ると、新築対リフォームでおよそ1:9の割合となっており、窓のエコリフォームは、サッシ・ガラス業界にとっても、新築住宅の減少分を補うことができるビジネスチャンスとも言えそうです。