防音二重窓インプラスについて の記事一覧

Q. インプラスなどの「断熱性能表示制度」とは何ですか?

 


最近リクシルインプラスやYKKプラマードUなどの二重内窓、真空ガラススペーシアや複層ペア硝子などの断熱製品のお問い合わせを頂く際に、「窓の断熱性能表示制度」についてご質問を多く頂くようになりました。

窓の断熱性能表示制度は、より断熱性の高い窓の普及を図ることを目的に、経済産業省がエネルギー使用の合理化に関する法律(省エネ法第86条)に基づき「窓等の断熱性能に係る情報提供に関するガイドライン」を策定、平成20年4月から施行しました。

このガイドラインでは断熱性能の★印による4段階の表示について「窓」に加え、「ガラス」及び「サッシ」のそれぞれで可能となっていましたが、窓の断熱性能に係る情報を一般消費者により分かりやすく提供することを目的に、今年23年4月1日に「ガラス」と「サッシ」の表示制度を廃止する改正が施行されました。

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Q. インプラスなどの二重内窓を取付ければ結露は防げますか?

 


リクシルのインプラスと、YKKのプラマードU、旭硝子のまどまどなどの二重内窓は、窓の断熱性能を向上させ、また結露も軽減する事は間違いないのですが、これらの内窓を取付けたり、あるいはペアガラス真空ガラススペーシアなどのエコガラスに入れ替えたとしても、100%完全に窓の結露を防ぐことは難しいです。既存のアルミサッシにはどうしても結露が残りがちですので、これを完全に防ぐことはとても難しいのです。

そもそも冬場の結露は、暖かく湿った空気が冷たい窓で冷やされて発生するものです。従って、窓ガラスの断熱化だけではなく、室内の湿気・湿度を減らすなどの結露対策も併せて求められます。

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Q. リクシルのインプラスと、YKKのプラマードUの違いは?

 


リクシルのインプラスと、YKKのプラマードUを比較した場合、ともに断熱性能や対結露性能はもちろん、防音性能、その他質感、見た目などいずれも全くの同等となっております。数値データを見れば多少の差はありますが、実際の体感上ではさしたる違い・差はございません。私共の目から見まして、どちらかをお勧めするという特筆すべき大きな違いは無いと考えております。

しいて申し上げるならば、樹脂の色味は両社で違いますが、お色に関してはお客様のお好みしだいですので、両社のウェブサイトやカタログでご覧になったり、あるいはショールームに足を運んで頂いてご確認下さい。

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Q. 内窓にはめるペアガラスの断熱タイプと遮熱タイプの違いは?


 インプラスやプラマードUなどの二重内窓にはめるペアガラスとして、特殊な金属膜をコーティングしたLowE(ロウイー)というタイプがあります。この金属膜の働きによって熱を遮断し、窓を通して室内外に熱が出入りするのを防いでいるのです。

このLowEタイプのペアガラスは、さらに断熱タイプと遮熱タイプに分けられますが、噛み砕いていえば断熱タイプは冬場向き、遮熱タイプは夏場向きという位置付けです。断熱タイプは日射しを室内に採り入れながら、室内の暖房熱を外に逃がさない働きがあります。一方、遮熱タイプは夏の日差しをカットしながら、エアコンの冷気を外に逃がさないといった働きがあります。
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Q. 楽器やオーディオなど、家から出る騒音を防ぎたいとき注意すべき点は何ですか?


 インプラスやプラマードUなどの二重窓を取り付けることで外への音もれを防ぐことはできますが、外へ抜けにくくなった音が振動という形になって隣や上下階へ伝わり易くなってしまう場合があります。
特にマンションでは、窓の防音と同時に、床に固体音を防ぐ素材、壁や天井の表面にも吸音材を施すなどの対策が必要です。

真空ガラススペーシア、二重内窓であるインプラスやプラマードUの改修工事は、住宅版エコポイントの対象となりますので、奮ってご活用下さい。
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Q. 「防音」ガラス入りの内窓でも断熱面での効果はありますか?


 二重内窓を設置するメインの目的が防音であれば、防音合わせガラス入りに、断熱目的であれば複層ペアガラスや真空ガラススペーシア入り二重窓にするのが普通ですが、たとえ防音合せガラス入りだとしても、断熱性が無いわけではありません。

もともと付いているアルミサッシと、新たに取付ける二重窓の間には数cm厚の空気層が出来ますので、室外と室内の間にクッションの様にはさまれるその空気層のおかげで、断熱性が発揮されるのです。

もちろん複層ペアガラスや真空ガラススペーシア入りのほうが、より断熱性能が高いことは言うまでもありませんが、防音合せガラス入りであっても副次的効果としての断熱性は有しております。
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Q. 防音二重内窓を取付ける木枠の奥行が殆ど無いのですが?


 リクシルインプラス、YKKプラマードUなどの防音二重内窓を取付けるためには、現在のサッシ周りに付いている木枠の奥行きが7cm必要です。たいがいの場合、7cmくらいのスペースは有るものですが、時々この木枠奥行きが5cmだったり、3cmだったりと少し足りない場合があります。このような場合には、ふかし枠・増し枠など呼び名は色々ですが、木枠の奥行きを補うためのこうした枠を取り付けてから防音二重内窓を付けるようにします。

現在各社とも最大で7cm幅までのふかし枠を純正品として用意していますので、例え木枠の奥行きが全くなくゼロcmだったとしても(あまりこの様な例はありませんが・・・・・)防音二重内窓を取り付けることが可能となっています。
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Q. 防音二重内窓のカタログ上の性能値は保証されますか?


 防音二重内窓のカタログ上の性能値は保証されるものではありません。
カタログ記載の遮音性能はJISで定められた方法により実験室で測定した測定値です。

実際の現場で測定した場合は、実験室とは取付け条件や音場(音波が伝わっている空間の状況)が異なりますので、それぞれの測定値には差異が生じるのが普通であり、必ずしもカタログ上の性能値が100%保証されるものではありません。
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Q. 防音二重内窓は室内から音が外に漏れる事も防げますか?


 防音二重内窓は一般的には外部からの騒音がお部屋内に入ってくるのを防ぐ目的で設置される事が多いですが、逆に室内で発生する音が外に漏れ出る事ももちろん防げます。防音二重内窓は、いわば窓にフタをしてしまうイメージの商品ですので、窓ガラス部分が壁と同じような状態となり、ガラスを通じて音が出入りする事を防ぐのです。

室内で楽器を弾くかたや、大きめのボリュームでオーディオを鳴らしたいかたなどのニーズにもマッチします。ただし、窓を通じての音の出入りが軽減したとしても、床・天井などからも音は漏れ出ますので、特にマンションなどではご注意が必要です。
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Q. 防音二重窓の枠の色はどう決めれば良いですか?


 防音二重窓の樹脂枠、フレームの色は、どのように決めれば良いですか?というご質問もよく頂きます。外側にある既存アルミサッシと同じ系統の色にすれば良いのか、二重サッシが付けられる木枠や周りの壁・天井と同じ系統の色にすれば良いのか、その辺で迷われるかたが多いようです。色については人それぞれ好みの問題とも言えますので、これといった明確なお答えがあるわけではありません。

迷われているお客様に私共がお勧めさせて頂くのはホワイト色です。ベージュ系、ブラウン系の防音二重窓は、少し窓周りが暗くなるように感じられますし、洋室などにおいては二重窓をベージュ系、ブラウン系にすることで、少し和風っぽく見えてしまうという面もあります。その点ホワイト色でしたら、和室・洋室を問わず、窓周りがパーっと明るく感じられる上、たいがいのお部屋は窓周りの木枠や天井・壁などのクロスが、ホワイト系のことが多いので、ホワイト色の二重窓にすると一体感が出てキレイに見えます。これも私見と言えば私見なのですが・・・・・
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