施工事例 の記事一覧

渋谷区内で先進的窓リノベの補助金を利用して内窓インプラスの設置を行いました

ST邸内窓インプラス腰窓施工前

ST邸内窓インプラス腰窓施工前

ST邸内窓インプラス腰窓施工後

ST邸内窓インプラス腰窓施工後

渋谷区のマンションにお住まいのST様邸では、先進的窓リノベの補助金を利用して内窓インプラス工事を実施しました。今回の環境省の補助金はとにかく予算規模が大きく、なんと1000憶円という巨額の予算が付きました。このことによって、内窓インプラス工事や、真空ガラススペーシア交換工事などは、お見積金額の50%相当、場合によっては60%~70%相当の補助金が降りるという、お施主様にとっては大変お得でメリットの大きい補助金制度となっております。

もちろん補助金が得られることもお施主様にとっては大きなメリットではありますが、内窓を取付けることによって、お住まいの中の快適性が大幅に改善されるという点が、本質的にはお施主様にとっての最も大きなメリットと言えるでしょう。

内窓インプラスを取付けることによるメリットは語りつくされている感がありますが、改めて整理してみたいと思います。

まず、なんといっても窓の断熱性の向上です。二重窓であるところの内窓インプラスは、既設窓のすぐ内側に取り付けることで、既存窓に封をする恰好となり、断熱性を向上させます。結果的に冷暖房の効率がアップし、暖房や冷房のランニングコストを減らすことができます。

内窓インプラスは室内の防湿にも効果があります。外部からの湿気を遮断することで、室内の湿度を安定させる役割も果たします。日本のような湿度の高いところでは、特に高湿度の季節では、内窓の防湿効果によってカビや結露の発生を軽減できます。

また、防音面でも大きな効果を発揮します。既存窓と内窓インプラスの間に大きな体積の空気層を封じ込めることで、外から入ってくる騒音も、また室内から外に出ていく騒音も遮断されます。車の走行音、商店街の喧噪のような音には特に効果が高く、室内の静寂さを保つことができます。

ST様邸内窓インプラス開き窓施工前

ST様邸内窓インプラス開き窓施工前

ST様邸内窓インプラス開き窓施工後

ST様邸内窓インプラス開き窓施工後

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世田谷区内で老朽化した木製窓をアルミサッシに取り替えました。窓の気密性、静粛性が上がりました。

K様邸木製サッシ交換リフォーム前1

交換前の間口1間の腰高窓

世田谷区 K様邸
K様邸木製サッシ交換リフォーム後1

交換後の間口1間の腰高窓

木製サッシからアルミサッシへ交換
世田谷区のK様から窓のリフォーム工事をご用命頂きました。

もとのアルミサッシ枠の上から、新しいアルミサッシ枠をかぶせて交換するという、いわゆるカバー工法は私共でもよく実施しますが、今回はそういったカバー工法ではなく、木製サッシからアルミサッシへの交換です。外側にはやはり木製の雨戸が付いていましたが、だいぶ傷みが進んだ状態の雨戸ではあったものの、開けたては出来るので、この木製の雨戸はそのまま残し、ガラスが入った引戸部分だけをアルミサッシへと交換する計画です。

それなりに年代が経過した建物のため、サッシが嵌まっている開口部は若干歪みが現れ、角も完全な直角でない状況でした。このような場合では、開口部の寸法とぴったり同じ寸法にサッシを製作してしまうと、開口部の歪み成りにしかサッシを取付けられない為、多少小さめにサッシを製作して、開口部との間に「遊び」を設け、新しいサッシ枠が垂直・水平に付くように調整しながら施工します。

もともと木製サッシは遮音性や遮熱断熱性が弱点ではありますが、そのうえさらに開口部の歪みが酷くなると、窓周辺から音が漏れたり、室内温をキープできなくなったりするだけでなく、より深刻な事例として、ガラスが入っている建具ごとレールから脱落するようなケースもあります。このような事が起きる前に、経年劣化が進んだ木製サッシは、お早目にアルミサッシに取り替えることをお勧め致します。

この時大事なのは、もともとの木製の土台(敷居・鴨居・柱などなど)の腐蝕や劣化が進んでしまっている場合には、まず先にこれらの土台の交換や補修をやっておく事です。そのままの状態で新しいサッシ枠を取付けてしまうと、サッシの下に隠れている部分とはいえ腐蝕がどんどん進行していってしまう恐れがありますし、もっと怖いのはシロアリを呼び込んでしまう可能性もあります。シロアリの被害に合うと、その後が大変で、交換しなければならない範囲が窓周りの土台のみならず、壁全体とか、床全体とか、広範囲になる場合がありますので、出費のほうも必然的に大きくなってしまいます。

新しいアルミサッシに断熱性の高い、複層ペアガラスや真空ガラススペーシアなどを入れれば、今回のような外窓の交換は、自治体や国が進める断熱リフォーム助成金の支給対象となります。今現在、国管轄の主な助成金として、こどもみらい住宅支援事業や、既存住宅における断熱リフォーム支援事業があります。また東京都管轄としては災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業が進行中です。

その他にも市・区レベルで助成金制度を設けている自治体もあり、東京都にいたっては工事経費の3分の1が支給されますので、国や市・区などの助成金もあわせてすべてを併用すれば、かなりお得に断熱窓リフォーム工事が出来ます。これらの助成金制度はいつまで予算化されるのか、なんともいえませんので、制度があるうちにリフォーム工事を実施されることをお勧めします。

K様邸木製サッシ交換リフォーム前2

交換前の小窓

K様邸木製サッシ交換リフォーム後2

交換後の小窓

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リクシルの内窓インプラスと防音合わせガラスソノグラスで窓の防音化と断熱化

練馬区A様リクシル内窓インプラスと防音合わせガラスソノグラス施工前

リクシル内窓インプラス施工前

既存サッシはブロンズ色でしたが…
練馬区A様リクシル内窓インプラスと防音合わせガラスソノグラス施工後

リクシル内窓インプラス施工後

内窓インプラスはホワイト色にしました
今回の施工事例は、リクシルの内窓インプラスの設置で窓の防音化と断熱化を同時に解決してしまおうというリフォーム事例です。練馬区のA様から頂いたお悩みは、窓から侵入してくる車やバイクの騒音によって、部屋に居ても落ち着かなかったり、安眠出来なかったりと、とにかく室内を静かな環境に保ちたいというのが第一のご要望でした。国道への抜け道にもよく使われる都道に面した立地にあって、なおかつ信号機が近くにあるという状況です。信号機に近いと、どうしても赤信号で停まった車やバイクの発進時の騒音が聞こえてきてしまい、騒音レベルとしては高いパターンになってしまいます。信号機をずらすわけにはいきませんので、これを解決するには窓から侵入してくる騒音をシャットアウトする以外に方法はありません。もっとも手っ取り早いのがリクシルのインプラスや、YKKのプラマードUといった内窓を設置して、窓を二重化することです。

二重化すると一言でいっても、内窓に使用するガラスの種類、性能によって、内窓の効果は大きく違ってきます。今回のA様の件では、とにかく防音遮音が第一でしたので、そういった場合に私共でファーストチョイスとしてよく使用する、日本板硝子社の防音合わせガラス「ソノグラス」を今回も使用しました。ガラスとガラスの間に防音特殊中間膜を挟んだ構造のこのガラスは、とにかく音を消し去ることに関してはかなり性能が高く、費用対効果とかコストパフォーマンスといった面では相当優秀なガラスです。

日本板硝子の防音合わせガラスソノグラス

防音ソノグラスの目印音符のマーク

ちなみにAGCのラミシャットも同様のガラスで、日本板硝子のソノグラスとほぼ同等品・同価格です。ついでにといっては何ですが、冬場に窓から冷気が入り込んでくるという事もA様からお聞きしましたので、内窓にどのようなガラスを入れようとも、窓を二重化するという時点で、既存窓と内窓の間に大きな密閉された空気層が出来上がるので、おのずと断熱性が上がって冷気も遮断されますよ、とご説明させて頂きました。事実、工事のあとあとA様にヒアリングさせて頂いたところ、当初の狙い通りしっかりと窓からの車の騒音は遮断され、以前は窓に現れていた結露も止まった上、窓周りの冷っとした感じもだいぶ軽減されたとの事でした。

既存サッシはブロンズ色でしたが、内窓インプラスのカラーは周囲の壁クロスに合わせてホワイトをお選び頂きました。既存サッシのカラーが何色であっても、洋間には明るいホワイトとかグレーをお選びになるお客様が多いように感じます。

今回の施工範囲には和室も含まれていたのですが、和紙障子のような見た目の内窓も製作可能です。A様の和室にもパッと見ほとんど和紙障子にしか見えないけれども、実は和紙調の複層ガラスが入っている内窓を設置致しました。

和室には和紙調複層ガラス入りの内窓インプラス

和紙調複層ガラス入り内窓インプラス

リクシルのインプラスや、YKKのプラマードUなど内窓製品は、国や地方自治体の省エネリフォーム補助金の支給対象です。色々な補助金、助成金制度が今現在走っていますが、それぞれに条件がありますので充分な確認が必要です。国が主幹の「こども未来住宅支援事業」、東京都が主幹の「災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業」などが代表的なものですが、その他にも区、市レベルでも窓の省エネリフォームに対し、助成制度が設けられている自治体も数多くあります。

弊社では煩雑な申請書類の作成、提出まで代行させて頂くサービスもおこなっております。中にはご自身で申請されるお客様ももちろんいらっしゃいますが、申請書の書き方がよく分からない、面倒くさい、時間がないといったお客様も多く、そのような場合には申請代行まで弊社にお任せ下さい。

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窓ガラスの結露や冷気寒気への対策に真空ガラススペーシア交換

U様邸断熱リフォーム真空ガラススペーシア交換

U様邸断熱リフォーム真空ガラススペーシア交換

東京都K市在住のU様邸では、長年悩まされてきた窓ガラスやサッシに発生する結露を解決するべく、8枚のガラスを真空ガラススペーシアに交換させて頂きました。U様がお住まいのマンションは周囲に建物を遮るような物が無く、吹きさらしの風がいつも窓面に当たっている状況でした。こうした立地の場合、室内の温度と室外お温度差が生まれやすく、引いては窓ガラスやサッシのフレームに結露が出来やすい場合が多いです。

こうした条件下ではキッチンに近い位置の窓や、加湿器を付けることの多いリビングルームや寝室などの窓ガラスにはビッショリと結露が発生します。これを食い止めるには、窓ガラスの断熱性能を高めて、室内と室外の温度差を抑えることが必要です。

真空ガラススペーシアは、一般的な室内の住環境、室内温度が20度、湿度が60%の場合で、室外温度がマイナス20度程度まで下がらないとその表面に結露は発生しません。冬場の結露対策としてこれ以上に強力なガラスは他にありません。

U様邸断熱リフォーム真空ガラススペーシア交換腰窓

U様邸断熱リフォーム真空ガラススペーシア交換腰窓

窓の断熱性能が高いということは、光熱費を抑えることにも繋がります。これまでは断熱性が高いと言われてきた複層ペアガラスと比較しても、真空ガラススペーシアは約20%程度の光熱費を抑えられます。複層ペアガラスを使用していたお住まいで、仮に10万円の光熱費が掛かっていたとしたら、これが8万円程度に抑えられるということになります。

このような断熱性の高く、エコ・省エネにつながるガラスへの交換工事は、国や自治体が予算を付けて、助成金を交付しています。今回のU様邸でも東京都の助成金、「家庭における熱の有効利用促進事業(高断熱窓・ドア)」を申請することにしました。

東京都の説明によると、「この助成金は内の既存住宅に設置されている窓及びドアを、高断熱窓及び高断熱ドアに改修する方に対して、その経費の一部を助成することにより、家庭における熱の有効利用を推進します。」とのことで、2020年の1月時点で、工事経費の3分の1が助成されることになっています。この助成率は断熱リフォームをされるかたにとっては大変大きいです。仮に30万円掛かる工事として、そのうち10万円が助成される計算です。

国や自治体の助成金は併用できることが多いですが、各助成金同士でタイミングよく申請の締め切りや工事完了の締め切り時期が合えばよいのですが、時期が合わずにずれてしまうこともしばしばあります。

弊社では助成金の申請代行も承っております。お客様ご自身で申請されるかたもいらっしゃいますが、一部の助成金制度では申請書の作成、添付資料など複雑で難しい場合もありますので、そのような場合はお手伝いさせて頂きます。

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寒くなり窓に結露が付く季節。早速真空ガラススペーシアへの交換依頼を頂戴しました。目黒区N様邸

N様邸真空ガラススペーシア交換後1

N様邸真空ガラススペーシア交換後1

 

N様邸真空ガラススペーシア交換後2

N様邸真空ガラススペーシア交換後2

ここ1週間くらいのうちに東京も急激に寒くなってまいりました。先週までは気温20度近くの日もありましたが、今週になって急に気温一桁台にまで下がり、体にもこたえます。と同時に、我が家も、当社の事務所もうっすらと窓ガラスに結露が付くようになってきました。毎年の恒例ですが、ありがたいことに12月の声を聞くと、真空ガラススペーシアへの交換や、インプラスなど内窓設置のお問い合わせ、お見積り依頼件数がググっと目に見えて増えてきます。

目黒区のN様からもメールで真空ガラススペーシア交換についてお問い合わせを頂き、現地訪問前に概算金額をお伝えしたところ、すぐに現地見積りに来て欲しいとご依頼を頂きました。現地で色々とお話しを聞きますと、とにかく北側の窓が寒く、すき間風というよりは、ガラス面からヒヤっとした冷気が感じられて、夜眠るのにも差しさわりがあるぐらいだそうです。

それに加え、乾燥も感じられて加湿器も付けるために、毎年サッシ枠、ガラス表面は結露でビッショリになるとのこと。こうしたケースでは真空ガラススペーシアへの入れ替えで、窓全体の断熱化をすることが、もっとも有効、かつ重要な対策となります。

真空ガラススペーシアの原理は、いわゆる魔法瓶と同じで、熱の「伝導」、「対流」、「放射」といった3つの熱伝導を、2枚のガラス間に封じ込められた真空層と、LowE膜という特殊な金属膜で抑えます。

真空ガラススペーシアは価格も高めのガラスで、お家1棟分をまるまるスペーシアに交換すると、うん十万円単位の工事になる事が多いですが、それでもその快適性や光熱費が下がることなどを考えますと、間違いなく費用を掛けるだけのことはあります。

今では条件さえ合えば、東京都の「家庭における熱の有効利用促進事業」という助成金も利用でき、工事経費の3分の1が補助されます。N様もこの助成金を活用する前提で考えておられたので、助成金申請までトントン拍子に進めることが出来ました。

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不二サッシのプリーツ網戸がグチャっ!と壊れたのでセイキの網戸に交換(江東区S様邸)

網が破損した不二サッシプリーツ網戸

網が破損した不二サッシプリーツ網戸

セイキのアルマーデフリーに交換しました

セイキのアルマーデフリーに交換しました

夏になると毎年数多くの網戸交換のご相談を頂きます。特に去年から今年にかけては、コロナ禍の影響があって、とにかく「換気」がキーワードになってきたので、網が破けたり、穴があいたり、糸が切れたりと、これまで放っぽらかしになっていた網戸を直そうというお客様が増えているようです。

不二サッシがかつて販売していたプリーツ網戸という蛇腹式(折り畳み式、アコーディオン式とも呼ばれたりします)の網戸は、現在ではもう販売されていなくて、同じ商品では修理、交換、取替が出来なくなっています。不二サッシのプリーツ網戸が壊れたのでなんとかしたいという方が多いのですが、こうなりますともう同等品の他社製品で代替えするしか方法がありません。

私共ではセイキというメーカーの網戸をお勧めしております。セイキはプリーツ系網戸やロール系網戸など網戸に特化したリーディングカンパニーで、リクシルやYKKといったサッシメーカーに比べれば、その知名度はあまり高くありませんが、製品の信頼性は高いです。

不二サッシのプリーツ網戸は、多くの場合今回添付した画像のようにサッシと網戸枠が一体となっていて、サッシ際に溝が付いててその溝内を網戸が走る恰好になっている事が多いですが、これらは不二サッシ独特の機構です。

セイキなど他社製品の網戸に置き換える場合は、この溝部には網戸枠をハメ込み出来ませんので、4~5センチほど室内寄りにずらした位置に新しい網戸枠を取付けます。添付の画像をよくご覧頂きますと、施工前の画像よりも施工後の画像のほうが網戸が走る位置が少しだけ室内寄りにずれて、白い木枠付近に付けられている様子がお判り頂けるかと思います。

また、不二サッシのプリーツ網戸の多くは、網の左右が固定されておらず、左右に自由に動かせるようになっていますが、これも不二サッシ独特の形式で、窓を開けた分だけ網で塞げるようになっているのですが、セイキのアコーディオン型の網戸は、窓が全開した状態であっても、例えばほんの10センチだけあいてる状態であったとしても、窓全体(硝子戸2枚分)を網で覆う様な恰好となります。

ただ、セイキのアルマーデフリーもとてもよく出来た商品です。不二サッシと同様にプリーツネットを採用したこの網戸は、バリアフリー設計の下レールは3ミリ高ととても薄くなっていて、掃除も楽ですし、もちろん踏ん付けても痛くありません。プリーツネットはたたんで収納されますので、窓が閉まっている時には網が目に入らず、見た目にも邪魔になりません。

セイキのアルマーデフリーは、網本体を脱着出来るようになっていて、これは不二サッシプリーツ網戸にはない特長です。縦枠にあるラッチを解除することで簡単に網戸本体部分を取り外すことができるようになったので、シーズンオフに仕舞っておくことも可能ですし、将来的に網が破れて交換となった場合でも、総交換ではなく網戸本体部分(網と縦桟)だけを交換することが出来ます。

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世田谷区内でアルミサッシカバー工法リフォーム。ガラスもシングルからLowE複層ペアに交換して遮熱、断熱性能もアップ!

世田谷区N様邸サッシカバー工法交換前

元々使用中だったシングルガラス入りの旧型サッシ

N様邸アルミサッシカバー工法交換前
世田谷区N様邸サッシカバー工法交換後

カバー工法で交換リフォーム後のペアガラス入りサッシ

N様邸アルミサッシカバー工法交換後
世田谷区にお住まいのN様邸では、築30年ほど経った建物内のアルミサッシをほぼ全ヵ所交換させて頂きました。

元々付いていたサッシはだいぶ旧式のタイプで、そもそもガラスもシングル(単板)が入っており、気密ゴムもかなりの劣化が見られたため、ガラス面から冷気や熱気が感じられるだけでなく、すき間風も容赦なく室内に入り込んでいる状況でした。実際のところ、お住まい全体の冷暖房効率を考えると、窓の気密性や断熱性はとても重要です。

今回のサッシリフォームでは、サッシそのものが新しくなるだけでなく、それに加えてガラスも高性能のLowE複層ペアガラスに交換しました。LowE複層ガラスはその表面の金属膜コーティングによって、ギラギラと窓を照り付ける太陽の日射熱をなんと50%以上も遮りますので、冬は室内の暖かい空気を外に逃がさず、夏は室内の温度を涼しく保ちます。UVカットの機能も併せ持っているので、家財、カーテン、じゅうたん、家具などの色褪せ、焼けを防ぐ効果もあります。

結論としては、サッシのリフォームは費用をかけるだけの事はあると思います。上述のように断熱、遮熱性がアップして窓周りに発生する結露を軽減するのと同時に、防音性や防犯性も向上しますし、なにより古くなって動きが重たくなったサッシが、軽々とシャー!っと動くようになるのは、本当に気持ちが良いものです。

また、真空ガラススペーシアやLowE複層ガラスなどを使ったサッシのリフォームは、一定の条件を満たせば国や自治体から補助金が支給されます。補助率はそれぞれの助成金制度で違いますが、工事経費の6分の1だったり、3分の1以内だったりと、決して少なくない額が支給されますので、窓の断熱リフォームをご検討のかたは、「断熱 窓 助成金」などのキーワードで一度お調頂ければと思います。

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部屋の中が暑い!特にガラスの前が暑い!真空ガラススペーシアクールに交換して遮熱

渋谷区KK様邸真空ガラススペーシアクール施工後

今年の夏の暑さはちょっと異常でしたね。東京でも毎日のように35度超えが続いていて、32度とか33度が少し涼しいと感じるくらいです。リフォームの仕事をしておりますと、建物の中でどこが暑いとか、どこが冷んやりしているかといった事がよく分かります。エアコンの冷気が届かない、階段室や中廊下などは暑い空間の代表です。

東京都渋谷区の木造物件KK様邸では、階段室の腰窓がちょうど一日中太陽と向き合う位置に付いていて、とにかく階段室とそれに続く2階の洋室が暑くて暑くてたまらない、という事でこの窓の断熱遮熱対策を実施させて頂くこととなりました。

真空ガラススペーシアクールのラベル

弊社でご提案させて頂いた遮熱対策方法は、熱が一番出入りしているガラス面を遮熱すること。既存のガラスに手をかざすと、それこそ触れないくらいにチンチンにガラスが熱くなっています。大袈裟ではなく、もう窓辺でストーブを焚いているようなものですね。

窓ガラスの遮熱性能では、真空ガラス「スペーシア」に勝るガラスはなく、中でも真空ガラススペーシアクールの日射をカットする性能は、他のガラスの追従を許しません。窓から侵入してくる夏場の熱い日差しは、エアコンのききを悪くします。外部からの日射熱を完璧に遮断する真空ガラススペーシアクールなら、面積の大きい窓があって日射しが差し込むお部屋でも冷房効果を高め、涼しく快適な環境をつくります。

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窓ガラス・サッシの台風への備えはシャッターや雨戸だけではありません。強化ガラス入りの内窓設置という選択肢もあり。

リフォーム前
TG様邸内窓インプラス強化ガラスアフター

リフォーム後
ここ2ヵ月くらいの間、窓に取付けるシャッター、雨戸に関するお問い合わせが急に増えてきています。

皆様、去年、一昨年の台風で感じた怖い記憶が脳裏に残っているのですね。きたる台風シーズンに備えて、飛来物から窓ガラスを守るために、シャッターなどの遮蔽物を設置したいと考えるお客様が多いです。

1階に設置されている窓、2階でもベランダに面した窓は、比較的容易にシャッター、雨戸などを取付けることが出来ますが、2階の腰高窓など、ベランダに面していない窓にシャッターなどを取付ける場合は、足場が必要となりますので、その分の費用が余計に掛かることとなります。中には足場無しでハシゴを壁に架けるだけでシャッターを取付けてしまったり、室内側から施工してしまう業者さんも居るようですが、サッシに対してきちんと水平垂直にシャッターが取付けられるのか、雨漏りなどがしないように、しっかりとシャッター枠まわり、ネジ穴などにシーリング処置が出来るのかといった、施工の精度の面で疑問が残りますし、作業員の安全面においても問題があると思います。

こうした理由から、弊社では2階の腰高窓にシャッターなどを取付ける場合には、コストが掛かるとしても、やはり足場を架設させて頂くようにお施主様にお願いをしています。ただ、足場の費用うんぬん以前に、敷地が狭かったり、お隣りさんとの関係など、色々な理由で足場を架けられない、架けにくいという現場もあったりします。このような場合には、リクシルのインプラスYKKのプラ
マードUといった、いわゆる内窓に強化ガラスを入れて室内側に取付けるリフォームをご提案させて頂く事があります。内窓設置案ですと、工事は室内側だけで完結しますので、当然足場を架けずに済みます。

強化ガラスは通常の板ガラスに比べ、表面強度・耐風圧強度が4倍もあるとても頑丈なガラスです。内窓にこの強化ガラスを入れて設置する場合、万一台風の時に飛来物が窓にぶつかっても、外側の既存窓ガラスは壊れてしまう可能性がありますが、が飛来物の、あるいは壊れてしまった外の窓ガラスが部屋内に飛散することを、室内側の強化ガラスが食い止めてくれます。その上、断熱性や防音性はシャッターや雨戸よりも、内窓のほうが数段優れていますので、従前より夏はエアコンがよく効いて涼しく、逆に冬は暖かなお部屋となりますし、外の騒音もシャットアウトしてくれます。

なによりコスト面も内窓のほうがお安く、腰高窓サイズにシャッターを取付ける場合は、製品代・工事費・運搬費など込み込みでだいたい12万円くらいが相場ですが、内窓+強化ガラスの場合には、10万円を切るぐらいの費用で設置が可能です。

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台風で飛んで来る物への備え、安全対策として窓ガラスを守る電動シャッターを取付けました (世田谷区T様邸)

世田谷区T邸台風対策電動窓シャッター施工前

リフォーム前
T様邸電動シャッター施工後

リフォーム後
世田谷区のT様邸では、台風の備え、窓の安全対策として2ヵ所の掃き出し窓に電動シャッターを取付施工を実施致しました。2019年の台風15号の記憶は新しいところですが、今年も台風の時期が近づくにつれ、お客様から窓シャッター施工に関するお問い合わせが増えてきました。

とにかく皆様が一様におっしゃるのは、あまりに暴風、轟音がすごくて、窓ガラスが割れて飛んでいってしまうのではないか、何か飛んできて窓を突き破ってしまうのではないか、という恐怖が大きかったということでした。実際には風の力だけで窓ガラスが割れる心配はほとんどないと言っても良いのですが、多くのガラスが割れる原因は風による飛来物がぶつかるためです。実際に昨年の台風でも、木の枝や、屋根葺き材、看板、ハンガーなど色々なタイプの飛来物で窓ガラス破損の被害が報告されています。

窓ガラスにダンボールやガムテープを貼る対策はよく紹介されていますが、これらはあくまで応急処置です。やはり窓にシャッターという鎧をかぶせて、飛来物への備えをすることは、台風に対してはもっとも有効な対策です。

今回シャッターの工事をお請けさせていただいたT様邸の窓には、元々雨戸が付いていた窓でしたが、そもそも木製だったために、雨戸板、レール、戸袋までだいぶ腐食が進んでおり、雨戸の開けたてが大変だったので、ほとんど雨戸は仕舞いっぱなしだったとのこと。そのために台風の時には窓がガタピシと音を立てて、いつも怖い思いをしてきたそうです。

だんだんとお年を召してきて、日常的に開閉が楽なものに取替えたいというご要望が以前からあったため、今回電動の窓シャッターにお取替えさせて頂くこととなりました。電動シャッターはリモコンのボタン一つで、開けたり閉めたりすることができ、毎日の開けたてが劇的に楽になります。

今回は文化シャッターの電動シャッター、マドマスタータップ、スタンダードタイプのタイマースイッチ付きをご提案させて頂きましたが、タイマースイッチはシャッターを指定時間に開閉できる「時間指定タイマー」と、お住まいの地域の日の出・日の入りに合わせて開閉できる「おひさまタイマー」機能を装備していて、この機能によって、生活のリズムを 整え、人が本来持つ、自然の目覚めと
休息や睡眠を促すという優れモノです。

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