施工事例 の記事一覧

目黒区G様邸でリクシルリシェントカバー工法で玄関ドアを交換、子育てエコホームの補助金申請を行いました。

 

リシェント玄関ドアカバー工法ビフォー

リシェント玄関ドアカバー工法ビフォー

東京都目黒区のG様邸の玄関ドアは断熱性が備わっていない旧式のドアで、欄間や片袖にはまっているガラスも単板ガラスだったため、冬場などとても玄関ホール内が寒々しく感じられていたそうで、初回訪問時のヒアリングでその点が長年の悩みのタネだったとお聞きしました。リクシルの玄関ドアリシェントシリーズでカバー工法という施工方法での玄関ドア交換をご提案させて頂きました。

カバー工法でサッシやドアを交換するメリットは、工事が短期間で済むことです。既存のドア枠に新しいドア枠を被せるため、古いドア枠を撤去する手間が省け、住宅の外壁を傷つけることなく施工できる点が最大のメリットと言えます。工事自体大がかりにならずに済むため、生活空間に対する影響が少なく、騒音やほこりも最小限に抑えられます。さらに、断熱性の高いタイプのドアをお選び頂ければ断熱性や防音性が向上し、省エネ効果も得られます。これにより、コストや時間を節約しながら、快適な住環境を実現できます。

中でもリクシルのカバー工法用玄関ドアリシェントは、デザイン性と機能性を兼ね備えた製品で、高断熱仕様から断熱仕様、アルミ仕様まで幅広い性能区分があり、各々の仕様内で10種類以上のデザインバリエーションと豊富なカラーバリエーションを備えていますので、住宅の外観に合わせた自由なコーディネートが可能です。

安全性においては、耐震性や防犯性能が高く、特に「防犯ガラス」や「高性能ロック機構」など、最新技術を活用したセキュリティ機能を搭載しています。今回G様邸でご採用頂いた断熱仕様タイプのドアは省エネ性にも優れており、断熱性能が高く、夏の暑さや冬の寒さを防ぎ、エネルギー効率を向上させます。さらに、耐久性にも優れていますので、風雨に強く、長期間美しさを保つことができる仕様になっています。

リシェント玄関ドアカバー工法アフター

リシェント玄関ドアカバー工法アフター

今回のG様邸での施工ではご予算の関係で既存の欄間部分はそのまま残し、欄間から下の親子ドア部分だけの交換となりました。また、欄間のガラスも断熱性の高い真空ガラススペーシアに交換するご提案をさせて頂きましたが、それもご予算の関係で見送ることとなりましたが、後日いつでも真空ガラススペーシアに交換する事は可能である旨をご説明させて頂きました。

ご採用頂いたリシェント玄関ドアは住宅省エネ2024キャンペーン「子育てエコホーム支援事業」の補助金対象製品でしたので、施工後に補助金の申請をさせて頂き、無事¥49,000の補助金が支給されました。もう少しご予算が許せばより補助率の高い「先進的窓リノベ支援事業」の補助金対象製品をお選び頂く道もあったのですが、落としどころとして補助率は下がるけれども、工事費用を抑えられる断熱仕様のリシェントドアをお選び頂きました。

国土交通省、経済産業省、環境省の3省連携でおこなわれる助成金制度、住宅省エネキャンペーンは引き続き2025年度も実施が決まっていますので、また2025年度も助成金を活用した窓、サッシ、玄関ドアなどの断熱リフォームのチャンスは続きます。2024年度で子育てエコホーム支援事業と言われていた補助金も、2025年度には子育てグリーン住宅支援事業と名を変えて継続実施が決定しています。

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横浜市K様邸で2024先進的窓リノベ補助金を利用して内窓インプラス施工を実施しました

横浜市K様邸リクシル内窓インプラス施工前

横浜市K様邸リクシル内窓インプラス施工前

先進的窓リノベの補助金が2025年度も継続される事が決まりました。断熱性能に優れた・ドアの設置に対して、一戸あたりの補助金上限額が最大200万円、工事代のおよそ半分程度を補助金でまかなえるという、2024年度とほぼ同様同等の大変大型の補助金となっております。補助金対象の工事内容もほぼ2024と変わらず、ガラス交換、内窓設置、外窓交換(カバー工法)、外窓交換(はつり工法)となっており、上記の窓の改修と同一契約内で改修する場合に限り、玄関ドアなど断熱性能の高いドアに交換する工事も補助対象となります。

今回の制度目的としては、「既存住宅の早期の省エネ化を図り、エネルギー費用負担の軽減及び住まいの快適性の向上と、2030年度の家庭部門からのCO2排出量66%削減、「ウェルビーイング/高い生活の質」の実現に貢献するとともに、先進的な断熱窓の導入加速により、価格低減を促進することで関連産業の競争力強化・経済成長を実現し、くらし関連分野のGXを加速させることを目的とする。」とされていますが、もっと簡単に言うならば、CO2排出量を抑えて地球環境の保護に繋げる事ための取り組みという事です。

ただ、2023、2024に比べて今度の2025年度先進的窓リノベでは、内窓設置工事の補助率が下がってしまい、また極小サイズが対象外になるなど、対象範囲も狭められてしまいました。この点はリクシルのインプラス、YKKのプラマードUをご検討のお客様には残念なニュースです。

さて、2024年の年末も差し迫った12月の最終営業日に、横浜市のK様邸でリクシルの内窓インプラス設置工事を実施させて頂きました。補助金のSグレードを狙って、断熱性能の高いLowE複層ガラス入りとし、全部で7箇所の窓に設置致しました。

施工箇所数が多かったこと、面積が小さい窓が少なかったことなどが要因となって、今回K様の補助金はお見積金額に対して、およそ45%とほぼ工事代金の半分を補助金でまかなう事が出来ました。

工事後の感想をお聞きしますと、以前とは室内の暖かさがまったく違うことがはっきり体感できます、とお喜び頂けました。また、以前は窓ガラスに付く結露にも悩まされていたのが、ほとんど結露が出なくなって朝の窓拭きの必要が無くなったとも仰って頂けました。

このように素晴らしい断熱効果を発揮する内窓工事を、国の助成金制度をうまく活用して実施出来るこの時期は本当に大きなチャンスです。3ヵ年計画で実施されているこの国の助成金制度も2025年度が最終年となっており、次年度が最後のチャンスとなります。この機を逃さずに窓の断熱リフォームをぜひご検討下さい。

横浜市K様邸リクシル内窓インプラス施工後

横浜市K様邸リクシル内窓インプラス施工後

 

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先進的窓リノベ補助金を利用したカバー工法外窓交換でエコな暮らし!光熱費削減と快適空間

  サッシ・ドア交換 > およその価格表 施工の流れ 施工事例 サイズの測り方

カバー工法によるサッシ外窓交換  総費用¥550,000 世田谷区K様邸

AW9外窓交換カバー工法前

AW9外窓交換カバー工法前


世田谷区のK様邸ではもともとご使用中だった単板ガラス入りのサッシから熱の出入りが多く、長年冷暖房効率が悪いとお感じだったため、国の先進的窓リノベ補助金を利用して、全部で3ヶ所の窓をカバー工法で外窓交換させて頂きました。もともとのサッシは色もシルバーでだいぶ劣化も進んでいたので、この際新しめのブラウン系のサッシに取り替え、ガラスも単板ガラスから断熱性、遮熱性の高いLowE複層ペアガラスをご採用頂きました。
AW9外窓交換カバー工法後

AW9外窓交換カバー工法後


カバー工法による外窓交換工事は、現在ご使用中のサッシ枠をそのまま残しつつ、新しいサッシ枠をスッポリと被せるように設置するリフォーム手法です。この工法は既存サッシ枠を撤去するハツリ工法などに比べ、施工が比較的簡単でありながら、また費用も抑えながら断熱・遮熱・防音・防犯など、住まいの快適性を大きく向上させるメリットがあります。

AW7外窓交換カバー工法前

AW7外窓交換カバー工法前


冬場に窓ガラス、サッシのフレームに発生する結露にもお悩みだったそうですが、窓の結露は湿気を滞留させカビの発生原因となることがあります。LowE複層ペアガラス入りのカバー工法外窓交換を実施することで、窓の内側が冷えにくくなって、ひいては結露が発生しにくくなります。さらには結露を防ぐことで、カビやダニの発生が抑えられるため、アレルギーや健康被害のリスクまでも大幅に減らすことが出来ます。

AW7外窓交換カバー工法後

AW7外窓交換カバー工法後

今回のリフォーム費用は55万円ほど掛かりましたが、国の先進的窓リノベ補助金を申請することによって、補助金が23万円ほど下りましたので、K様の実質的ご負担額は約32万円ほどに抑えることが出来ました。

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国の補助金「2024子育てエコホーム支援」を利用して世田谷区のM様邸で真空ガラススペーシアクール交換を実施しました

世田谷区M様邸真空ガラススペーシアクール交換掃き出し窓

世田谷区M様邸真空ガラススペーシアクール交換掃き出し窓

今年も国(国土交通省)が進める補助金「2024子育てエコホーム支援」のキャンペーンが始まりました。当該キャンペーンのホームぺージによると、「エネルギー価格などの物価高騰の影響を受けやすい子育て世帯・若者夫婦世帯による高い省エネ性能を有する新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修等に対して支援することにより、子育て世帯・若者夫婦世帯等による省エネ投資の下支えを行い、2050年のカーボンニュートラルの実現を図る事業です。」とされています。今年度の予算規模もとても大きく、令和5年度補正予算2100億円、令和6年度当初予算案400億円という大型予算が付きました。

戸建住宅のアルミサッシで真空ガラススペーシアクールに入れ替えても、先進的窓リノベ事業の補助対象ではなく、子育てエコホーム支援のZEHレベルの補助対象となりますので、前者よりも後者のほうが若干補助金額が少ないという点において注意が必要です。

真空ガラススペーシアクールへ交換するメリットは、まず、その優れた断熱性能により、冬は室内の暖かさを保ち、夏は外部の熱を遮断して快適な室温を維持します。通常のスペーシアに比べて、スペーシアクールでは特に夏場に優れた遮熱性能を発揮し、結露の発生も防ぎカビやダニの繁殖を抑制します。こういったスペーシアクールの働きにより、冷暖房費を削減できます。さらに、防音効果も高く、外部の騒音を大幅に減少させ、静かな居住環境を提供します。

ワントップリフォームでは、特に申請手数料などを頂くことなく、国の補助金「先進的窓リノベ」や「子育てエコ支援」への申請をさせて頂きますので、これを機に真空ガラススペーシア交換や、断熱内窓インプラス・プラマードU設置などの断熱窓リフォーム工事をぜひ弊社までご用命下さい。

世田谷区M様邸真空ガラススペーシアクール腰窓

世田谷区M様邸真空ガラススペーシアクール腰窓

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渋谷区内で先進的窓リノベの補助金を利用して内窓インプラスの設置を行いました

ST邸内窓インプラス腰窓施工前

ST邸内窓インプラス腰窓施工前

ST邸内窓インプラス腰窓施工後

ST邸内窓インプラス腰窓施工後

渋谷区のマンションにお住まいのST様邸では、先進的窓リノベの補助金を利用して内窓インプラス工事を実施しました。今回の環境省の補助金はとにかく予算規模が大きく、なんと1000憶円という巨額の予算が付きました。このことによって、内窓インプラス工事や、真空ガラススペーシア交換工事などは、お見積金額の50%相当、場合によっては60%~70%相当の補助金が降りるという、お施主様にとっては大変お得でメリットの大きい補助金制度となっております。

もちろん補助金が得られることもお施主様にとっては大きなメリットではありますが、内窓を取付けることによって、お住まいの中の快適性が大幅に改善されるという点が、本質的にはお施主様にとっての最も大きなメリットと言えるでしょう。

内窓インプラスを取付けることによるメリットは語りつくされている感がありますが、改めて整理してみたいと思います。

まず、なんといっても窓の断熱性の向上です。二重窓であるところの内窓インプラスは、既設窓のすぐ内側に取り付けることで、既存窓に封をする恰好となり、断熱性を向上させます。結果的に冷暖房の効率がアップし、暖房や冷房のランニングコストを減らすことができます。

内窓インプラスは室内の防湿にも効果があります。外部からの湿気を遮断することで、室内の湿度を安定させる役割も果たします。日本のような湿度の高いところでは、特に高湿度の季節では、内窓の防湿効果によってカビや結露の発生を軽減できます。

また、防音面でも大きな効果を発揮します。既存窓と内窓インプラスの間に大きな体積の空気層を封じ込めることで、外から入ってくる騒音も、また室内から外に出ていく騒音も遮断されます。車の走行音、商店街の喧噪のような音には特に効果が高く、室内の静寂さを保つことができます。

ST様邸内窓インプラス開き窓施工前

ST様邸内窓インプラス開き窓施工前

ST様邸内窓インプラス開き窓施工後

ST様邸内窓インプラス開き窓施工後

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世田谷区内で老朽化した木製窓をアルミサッシに取り替えました。窓の気密性、静粛性が上がりました。

K様邸木製サッシ交換リフォーム前1

交換前の間口1間の腰高窓

世田谷区 K様邸
K様邸木製サッシ交換リフォーム後1

交換後の間口1間の腰高窓

木製サッシからアルミサッシへ交換
世田谷区のK様から窓のリフォーム工事をご用命頂きました。

もとのアルミサッシ枠の上から、新しいアルミサッシ枠をかぶせて交換するという、いわゆるカバー工法は私共でもよく実施しますが、今回はそういったカバー工法ではなく、木製サッシからアルミサッシへの交換です。外側にはやはり木製の雨戸が付いていましたが、だいぶ傷みが進んだ状態の雨戸ではあったものの、開けたては出来るので、この木製の雨戸はそのまま残し、ガラスが入った引戸部分だけをアルミサッシへと交換する計画です。

それなりに年代が経過した建物のため、サッシが嵌まっている開口部は若干歪みが現れ、角も完全な直角でない状況でした。このような場合では、開口部の寸法とぴったり同じ寸法にサッシを製作してしまうと、開口部の歪み成りにしかサッシを取付けられない為、多少小さめにサッシを製作して、開口部との間に「遊び」を設け、新しいサッシ枠が垂直・水平に付くように調整しながら施工します。

もともと木製サッシは遮音性や遮熱断熱性が弱点ではありますが、そのうえさらに開口部の歪みが酷くなると、窓周辺から音が漏れたり、室内温をキープできなくなったりするだけでなく、より深刻な事例として、ガラスが入っている建具ごとレールから脱落するようなケースもあります。このような事が起きる前に、経年劣化が進んだ木製サッシは、お早目にアルミサッシに取り替えることをお勧め致します。

この時大事なのは、もともとの木製の土台(敷居・鴨居・柱などなど)の腐蝕や劣化が進んでしまっている場合には、まず先にこれらの土台の交換や補修をやっておく事です。そのままの状態で新しいサッシ枠を取付けてしまうと、サッシの下に隠れている部分とはいえ腐蝕がどんどん進行していってしまう恐れがありますし、もっと怖いのはシロアリを呼び込んでしまう可能性もあります。シロアリの被害に合うと、その後が大変で、交換しなければならない範囲が窓周りの土台のみならず、壁全体とか、床全体とか、広範囲になる場合がありますので、出費のほうも必然的に大きくなってしまいます。

新しいアルミサッシに断熱性の高い、複層ペアガラスや真空ガラススペーシアなどを入れれば、今回のような外窓の交換は、自治体や国が進める断熱リフォーム助成金の支給対象となります。今現在、国管轄の主な助成金として、こどもみらい住宅支援事業や、既存住宅における断熱リフォーム支援事業があります。また東京都管轄としては災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業が進行中です。

その他にも市・区レベルで助成金制度を設けている自治体もあり、東京都にいたっては工事経費の3分の1が支給されますので、国や市・区などの助成金もあわせてすべてを併用すれば、かなりお得に断熱窓リフォーム工事が出来ます。これらの助成金制度はいつまで予算化されるのか、なんともいえませんので、制度があるうちにリフォーム工事を実施されることをお勧めします。

K様邸木製サッシ交換リフォーム前2

交換前の小窓

K様邸木製サッシ交換リフォーム後2

交換後の小窓

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リクシルの内窓インプラスと防音合わせガラスソノグラスで窓の防音化と断熱化

練馬区A様リクシル内窓インプラスと防音合わせガラスソノグラス施工前

リクシル内窓インプラス施工前

既存サッシはブロンズ色でしたが…
練馬区A様リクシル内窓インプラスと防音合わせガラスソノグラス施工後

リクシル内窓インプラス施工後

内窓インプラスはホワイト色にしました
今回の施工事例は、リクシルの内窓インプラスの設置で窓の防音化と断熱化を同時に解決してしまおうというリフォーム事例です。練馬区のA様から頂いたお悩みは、窓から侵入してくる車やバイクの騒音によって、部屋に居ても落ち着かなかったり、安眠出来なかったりと、とにかく室内を静かな環境に保ちたいというのが第一のご要望でした。国道への抜け道にもよく使われる都道に面した立地にあって、なおかつ信号機が近くにあるという状況です。信号機に近いと、どうしても赤信号で停まった車やバイクの発進時の騒音が聞こえてきてしまい、騒音レベルとしては高いパターンになってしまいます。信号機をずらすわけにはいきませんので、これを解決するには窓から侵入してくる騒音をシャットアウトする以外に方法はありません。もっとも手っ取り早いのがリクシルのインプラスや、YKKのプラマードUといった内窓を設置して、窓を二重化することです。

二重化すると一言でいっても、内窓に使用するガラスの種類、性能によって、内窓の効果は大きく違ってきます。今回のA様の件では、とにかく防音遮音が第一でしたので、そういった場合に私共でファーストチョイスとしてよく使用する、日本板硝子社の防音合わせガラス「ソノグラス」を今回も使用しました。ガラスとガラスの間に防音特殊中間膜を挟んだ構造のこのガラスは、とにかく音を消し去ることに関してはかなり性能が高く、費用対効果とかコストパフォーマンスといった面では相当優秀なガラスです。

日本板硝子の防音合わせガラスソノグラス

防音ソノグラスの目印音符のマーク

ちなみにAGCのラミシャットも同様のガラスで、日本板硝子のソノグラスとほぼ同等品・同価格です。ついでにといっては何ですが、冬場に窓から冷気が入り込んでくるという事もA様からお聞きしましたので、内窓にどのようなガラスを入れようとも、窓を二重化するという時点で、既存窓と内窓の間に大きな密閉された空気層が出来上がるので、おのずと断熱性が上がって冷気も遮断されますよ、とご説明させて頂きました。事実、工事のあとあとA様にヒアリングさせて頂いたところ、当初の狙い通りしっかりと窓からの車の騒音は遮断され、以前は窓に現れていた結露も止まった上、窓周りの冷っとした感じもだいぶ軽減されたとの事でした。

既存サッシはブロンズ色でしたが、内窓インプラスのカラーは周囲の壁クロスに合わせてホワイトをお選び頂きました。既存サッシのカラーが何色であっても、洋間には明るいホワイトとかグレーをお選びになるお客様が多いように感じます。

今回の施工範囲には和室も含まれていたのですが、和紙障子のような見た目の内窓も製作可能です。A様の和室にもパッと見ほとんど和紙障子にしか見えないけれども、実は和紙調の複層ガラスが入っている内窓を設置致しました。

和室には和紙調複層ガラス入りの内窓インプラス

和紙調複層ガラス入り内窓インプラス

リクシルのインプラスや、YKKのプラマードUなど内窓製品は、国や地方自治体の省エネリフォーム補助金の支給対象です。色々な補助金、助成金制度が今現在走っていますが、それぞれに条件がありますので充分な確認が必要です。国が主幹の「こども未来住宅支援事業」、東京都が主幹の「災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業」などが代表的なものですが、その他にも区、市レベルでも窓の省エネリフォームに対し、助成制度が設けられている自治体も数多くあります。

弊社では煩雑な申請書類の作成、提出まで代行させて頂くサービスもおこなっております。中にはご自身で申請されるお客様ももちろんいらっしゃいますが、申請書の書き方がよく分からない、面倒くさい、時間がないといったお客様も多く、そのような場合には申請代行まで弊社にお任せ下さい。

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窓ガラスの結露や冷気寒気への対策に真空ガラススペーシア交換

U様邸断熱リフォーム真空ガラススペーシア交換

U様邸断熱リフォーム真空ガラススペーシア交換

東京都K市在住のU様邸では、長年悩まされてきた窓ガラスやサッシに発生する結露を解決するべく、8枚のガラスを真空ガラススペーシアに交換させて頂きました。U様がお住まいのマンションは周囲に建物を遮るような物が無く、吹きさらしの風がいつも窓面に当たっている状況でした。こうした立地の場合、室内の温度と室外お温度差が生まれやすく、引いては窓ガラスやサッシのフレームに結露が出来やすい場合が多いです。

こうした条件下ではキッチンに近い位置の窓や、加湿器を付けることの多いリビングルームや寝室などの窓ガラスにはビッショリと結露が発生します。これを食い止めるには、窓ガラスの断熱性能を高めて、室内と室外の温度差を抑えることが必要です。

真空ガラススペーシアは、一般的な室内の住環境、室内温度が20度、湿度が60%の場合で、室外温度がマイナス20度程度まで下がらないとその表面に結露は発生しません。冬場の結露対策としてこれ以上に強力なガラスは他にありません。

U様邸断熱リフォーム真空ガラススペーシア交換腰窓

U様邸断熱リフォーム真空ガラススペーシア交換腰窓

窓の断熱性能が高いということは、光熱費を抑えることにも繋がります。これまでは断熱性が高いと言われてきた複層ペアガラスと比較しても、真空ガラススペーシアは約20%程度の光熱費を抑えられます。複層ペアガラスを使用していたお住まいで、仮に10万円の光熱費が掛かっていたとしたら、これが8万円程度に抑えられるということになります。

このような断熱性の高く、エコ・省エネにつながるガラスへの交換工事は、国や自治体が予算を付けて、助成金を交付しています。今回のU様邸でも東京都の助成金、「家庭における熱の有効利用促進事業(高断熱窓・ドア)」を申請することにしました。

東京都の説明によると、「この助成金は内の既存住宅に設置されている窓及びドアを、高断熱窓及び高断熱ドアに改修する方に対して、その経費の一部を助成することにより、家庭における熱の有効利用を推進します。」とのことで、2020年の1月時点で、工事経費の3分の1が助成されることになっています。この助成率は断熱リフォームをされるかたにとっては大変大きいです。仮に30万円掛かる工事として、そのうち10万円が助成される計算です。

国や自治体の助成金は併用できることが多いですが、各助成金同士でタイミングよく申請の締め切りや工事完了の締め切り時期が合えばよいのですが、時期が合わずにずれてしまうこともしばしばあります。

弊社では助成金の申請代行も承っております。お客様ご自身で申請されるかたもいらっしゃいますが、一部の助成金制度では申請書の作成、添付資料など複雑で難しい場合もありますので、そのような場合はお手伝いさせて頂きます。

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寒くなり窓に結露が付く季節。早速真空ガラススペーシアへの交換依頼を頂戴しました。目黒区N様邸

N様邸真空ガラススペーシア交換後1

N様邸真空ガラススペーシア交換後1

 

N様邸真空ガラススペーシア交換後2

N様邸真空ガラススペーシア交換後2

ここ1週間くらいのうちに東京も急激に寒くなってまいりました。先週までは気温20度近くの日もありましたが、今週になって急に気温一桁台にまで下がり、体にもこたえます。と同時に、我が家も、当社の事務所もうっすらと窓ガラスに結露が付くようになってきました。毎年の恒例ですが、ありがたいことに12月の声を聞くと、真空ガラススペーシアへの交換や、インプラスなど内窓設置のお問い合わせ、お見積り依頼件数がググっと目に見えて増えてきます。

目黒区のN様からもメールで真空ガラススペーシア交換についてお問い合わせを頂き、現地訪問前に概算金額をお伝えしたところ、すぐに現地見積りに来て欲しいとご依頼を頂きました。現地で色々とお話しを聞きますと、とにかく北側の窓が寒く、すき間風というよりは、ガラス面からヒヤっとした冷気が感じられて、夜眠るのにも差しさわりがあるぐらいだそうです。

それに加え、乾燥も感じられて加湿器も付けるために、毎年サッシ枠、ガラス表面は結露でビッショリになるとのこと。こうしたケースでは真空ガラススペーシアへの入れ替えで、窓全体の断熱化をすることが、もっとも有効、かつ重要な対策となります。

真空ガラススペーシアの原理は、いわゆる魔法瓶と同じで、熱の「伝導」、「対流」、「放射」といった3つの熱伝導を、2枚のガラス間に封じ込められた真空層と、LowE膜という特殊な金属膜で抑えます。

真空ガラススペーシアは価格も高めのガラスで、お家1棟分をまるまるスペーシアに交換すると、うん十万円単位の工事になる事が多いですが、それでもその快適性や光熱費が下がることなどを考えますと、間違いなく費用を掛けるだけのことはあります。

今では条件さえ合えば、東京都の「家庭における熱の有効利用促進事業」という助成金も利用でき、工事経費の3分の1が補助されます。N様もこの助成金を活用する前提で考えておられたので、助成金申請までトントン拍子に進めることが出来ました。

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不二サッシのプリーツ網戸がグチャっ!と壊れたのでセイキの網戸に交換(江東区S様邸)

網が破損した不二サッシプリーツ網戸

網が破損した不二サッシプリーツ網戸

セイキのアルマーデフリーに交換しました

セイキのアルマーデフリーに交換しました

夏になると毎年数多くの網戸交換のご相談を頂きます。特に去年から今年にかけては、コロナ禍の影響があって、とにかく「換気」がキーワードになってきたので、網が破けたり、穴があいたり、糸が切れたりと、これまで放っぽらかしになっていた網戸を直そうというお客様が増えているようです。

不二サッシがかつて販売していたプリーツ網戸という蛇腹式(折り畳み式、アコーディオン式とも呼ばれたりします)の網戸は、現在ではもう販売されていなくて、同じ商品では修理、交換、取替が出来なくなっています。不二サッシのプリーツ網戸が壊れたのでなんとかしたいという方が多いのですが、こうなりますともう同等品の他社製品で代替えするしか方法がありません。

私共ではセイキというメーカーの網戸をお勧めしております。セイキはプリーツ系網戸やロール系網戸など網戸に特化したリーディングカンパニーで、リクシルやYKKといったサッシメーカーに比べれば、その知名度はあまり高くありませんが、製品の信頼性は高いです。

不二サッシのプリーツ網戸は、多くの場合今回添付した画像のようにサッシと網戸枠が一体となっていて、サッシ際に溝が付いててその溝内を網戸が走る恰好になっている事が多いですが、これらは不二サッシ独特の機構です。

セイキなど他社製品の網戸に置き換える場合は、この溝部には網戸枠をハメ込み出来ませんので、4~5センチほど室内寄りにずらした位置に新しい網戸枠を取付けます。添付の画像をよくご覧頂きますと、施工前の画像よりも施工後の画像のほうが網戸が走る位置が少しだけ室内寄りにずれて、白い木枠付近に付けられている様子がお判り頂けるかと思います。

また、不二サッシのプリーツ網戸の多くは、網の左右が固定されておらず、左右に自由に動かせるようになっていますが、これも不二サッシ独特の形式で、窓を開けた分だけ網で塞げるようになっているのですが、セイキのアコーディオン型の網戸は、窓が全開した状態であっても、例えばほんの10センチだけあいてる状態であったとしても、窓全体(硝子戸2枚分)を網で覆う様な恰好となります。

ただ、セイキのアルマーデフリーもとてもよく出来た商品です。不二サッシと同様にプリーツネットを採用したこの網戸は、バリアフリー設計の下レールは3ミリ高ととても薄くなっていて、掃除も楽ですし、もちろん踏ん付けても痛くありません。プリーツネットはたたんで収納されますので、窓が閉まっている時には網が目に入らず、見た目にも邪魔になりません。

セイキのアルマーデフリーは、網本体を脱着出来るようになっていて、これは不二サッシプリーツ網戸にはない特長です。縦枠にあるラッチを解除することで簡単に網戸本体部分を取り外すことができるようになったので、シーズンオフに仕舞っておくことも可能ですし、将来的に網が破れて交換となった場合でも、総交換ではなく網戸本体部分(網と縦桟)だけを交換することが出来ます。

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