省エネについて の記事一覧

単板ガラス用サッシ大幅縮小の方向へ

 

トステムは複層ペアガラス用サッシに注力

昨今の世界的なCO2削減規制や住宅の省エネ化、また住宅エコポイントや窓の断熱性能表示制度の改正等の影響から、単板ガラス用サッシの用途が限定的になってきました。このような時代の流れを受けて、トステムでは2011年5月までにデュオSG、アトモスシリーズなどの単板ガラス用サッシの一部品種の販売を終了することとし、今後はデュオPGなど複層ペアガラス用サッシ中心の販売戦略に切り替えていく方針を打ち出しています。
今のところ他メーカーが追随する動きは見えませんが、YKKや三協立山アルミなどもいずれ同様の動き方をしてくるものと思われます。ここ数年、窓の断熱、遮熱、結露といった言葉がキーワードとなり、複層ペアガラスがもてはやされる傾向はありますが、時代の流れとはいえまだコスト優先で単板ガラス用サッシを使用したいというニーズは、そこここにあると感じています。主要な窓種だけはしばらくの間は単板用も残して欲しいものです。

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トステム専用の取替ペアガラス

トステムのアトモスなら取替PG障子で簡単に窓断熱

エコポイントの追い風に乗り、このたびトステムからは手軽に窓の断熱・結露対策ができる取替PG障子が発売されました。これまでの窓断熱というと、二重内窓を取付ける方法と、窓ガラスを真空ガラススペーシア・ペアガラスなどに交換する方法とがありました。
これらの方法はいわゆる「工事」ですので、1~2カ所のリフォームであっても1時間くらいは掛かっていました。今回のトステムの取替PG障子は、今お使いの単板ガラス障子を外し、ペアガラスのはまった新しい障子に交換するという商品ですので、工事を伴いません。本当にアッという間に終わってしまう簡単お手軽な窓断熱のリフォームです。こんなにお手軽な方法で、窓の結露、冬場の寒さ、窓の防犯まで一気に解決出来る優れた商品です。ただし、今お使いのサッシがトステムのアトモス、アトモスⅡであることが条件です。

トステム取替PG障子

トステム取替PG障子は、もちろん住宅エコポイント対象商品です。また、取替PG障子のキャンペーン中の2010年末までに交換されたお客様には、1窓につきJCBギフトカード2,000円分がもれなくプレゼントされます。

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住宅エコポイントの効果

樹脂内窓などのエコ窓リフォームが好調

社団法人日本サッシ協会の調べによれば、住宅エコポイント制度がスタートした2010年4月においては、サッシメーカー5社合計の樹脂内窓販売実績は、前年同月比1.8倍という驚異的な伸びを示しております。省エネリフォーム減税の効果と相まって、トステムインプラスやYKKプラマードUといった樹脂内窓は、2010年度は200億円を越える商品に成長する見通しだそうです。
NEDOの補助金制度だけが走っていた時期は、その効果はあまりなく、樹脂二重内窓の販売実績はほぼ横ばい状態でしたが、家電業界などで既にエコポイントという言葉自体が浸透していたためか、住宅エコポイント制度がスタートしてからの伸び率には驚くばかりです。住宅エコポイントの申請状況を見ると、新築対リフォームでおよそ1:9の割合となっており、窓のエコリフォームは、サッシ・ガラス業界にとっても、新築住宅の減少分を補うことができるビジネスチャンスとも言えそうです。

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薄型の複層ペアガラス「窓ンナ」

総厚み8ミリのスリムなペアガラスです

セントラル硝子から発売されている薄型複層ペアガラス「窓ンナ」は、従来型のアタッチメントペアガラスの難点をクリアしたペアガラスです。従来型のアタッチメントペアガラスでも、ご使用中の住宅サッシにそのままはめ込む事は出来るには出来るのです。ただ、ガラス厚が厚いためにどうしてもサッシ面よりもガラス面のほうが出っ張ってしまい、ガラス戸を開け閉めする際に網戸が一緒に引きずられて動いてしまったり、最悪ガラス戸と網戸がカチカチ当ってしまったりといった問題がありました。
そこで空気層を薄くすることで、総厚みを薄くする複層ペアガラスが開発されました。それが今回ご紹介するセントラル硝子の窓ンナです。下図の通り、総厚が8ミリしかありませんので、今ご使用中の住宅サッシにそのままはめ込む事ができ、しかもサッシ面よりガラス面が出っ張ることもありません。

窓ンナ断面窓ンナ施工要領

中間の空気層は2ミリ厚と、とても薄いのですが、空気層に注入されている特殊ガスと、ガラス面の金属膜の働きにより、結露軽減などの断熱性は通常の厚みの複層ペアと全く同等です。夏は太陽熱を室外へ反射し、冬は室内の熱を外部に逃がさず、快適な室内空間を作り出します。

アタッチメントペア

左の図は従来型のアタッチメントペアガラスの断面です。従来型ではアルミサッシ面よりもペアガラス面のほうが出っ張ってしまいます。
ガラスの左側面はサッシ面とガラス面がほぼ揃っていますが、ガラスの右側面はサッシ面よりもガラス面のほうが出っ張ってしまっている様子が見て取れます。

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住宅版エコポイント制度が実施の運びに

ついに動き出す住宅版エコポイント制度

家電製品の分野では既におなじみのエコポイント制度ですが、住宅リフォームの分野においてもようやくエコポイントが導入されることが昨年末に閣議決定されました。平成21年度第2次補正予算の成立を条件にして、エコリフォーム又はエコ住宅の新築をされた方は、様々な商品・サービスと交換可能なエコポイントを取得できることになるという事です。
私共の取扱工事の中では、断熱性の高い窓ガラスへの交換、二重内窓の設置などがエコポイントの発行対象となることが決定しており、具体的には真空ガラススペーシアへのガラス交換や、インプラス・プラマードUなどの樹脂二重内窓の設置などが相当します。
ただ、ポイントの申請や交換などの詳細はまだ決まっておらず、まだ未確定の部分も多いため、今後の推移を見守る必要があります。興味のあるかたは、国土交通省のウェブサイトなどで逐次ご確認下さい。あくまでもエコポイント申請主体はお施主様ご自身ですが、私共ワントップリフォームでは、出来る限りの申請書類作成のお手伝いをさせて頂きます。

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エコライフは窓リフォームがポイント

トステムが提唱する窓deエコ

「窓deエコ」とは、トステムが今年提唱する「窓リフォームによる省エネ生活」のキャッチフレーズです。夏は約70%の熱が窓から侵入し、逆に冬は約50%の熱が窓から流出するという事は、我々の業界内ではよく知られた定説となっています。トステムいわく、この窓からの熱の出入りを抑えることこそ、最も手軽で確実な省エネ方法である、というのです。
トステムのインプラス、YKKのプラマードUなどの、いわゆる二重窓・内窓で窓リフォームすれば、金額に換算すると年間で約31,000円の冷暖房費用の節約に繋がり、地球温暖化の基となるCO2も年間で約550kg削減出来るという試算データもあります。
リフォームする窓数にもよりますが、例えば20万円かけて窓リフォームしたとしても、約7年で元が取れる計算となります。21年度は省エネ減税の制度が整備されましたので、こうした制度も上手に活用し、窓の断熱リフォームを実践なさってみてはいかがでしょうか。

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学校もエコ化の方向へ

スクール・ニューディール構想が始動

学校における教育環境をより一層充実したものとさせるべく、耐震化・ICT化・エコを三本柱とした
スクール・ニューディール構想が本格始動しました。ICT化とはデジタルテレビ、電子黒板、校内LANの導入など、いわゆる学校のIT化とも言える分野です。
日本の住宅の窓ガラスをすべて複層ペアガラスなどのエコガラスに変えたとすると、年間約1700万トンのCO2削減となるそうです。同じように全国に多数ある学校、体育館の窓ガラスをエコ化・断熱化することで、生徒にとって快適な室内環境が確保されるだけでなく、CO2削減に大きく貢献することが出来ます。
すでに平成21年度補正予算でスクール・ニューディール構想が認められ、1兆円を超える予算と21年度内の整備目標が発表されましたので、今後ガラスメーカー各社からスクール・ニューディール構想に向けた学校用のエコガラスが商品化され、徐々に取り替えが進められていく予定です。

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エコガラスとは

CO2排出量を削減するガラス

エコガラスのロゴ

地球温暖化防止が叫ばれる昨今、旭硝子、日本板硝子、セントラル硝子が中心となって、窓ガラスによるCO2排出削減の認知促進に取り組んでおります。3社は「エコガラス」という共通呼称を使い、Low-E複層ガラス(日本板硝子製、真空ガラススペーシアも含みます。)の地球温暖化防止に対する効果、機能の周知活動を実施しています。

3社の製造するLow-E複層ガラスは、通常の透明複層ガラスに比べて開口部の遮熱・断熱性能に優れ、冷暖房効率を上げて住宅のエネルギー消費量を抑え、結果としてCO2削減を可能としています。
エコガラスを使用すれば、夏場の窓付近のジリジリとした暑さ、冬場の冷え冷え感が大幅に軽減されるだけでなく、紫外線も遮断するので室内の床・壁・カーテンなどの色褪せも防ぐことが出来ます。

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簡易版の断熱二重窓

奥行きの狭い窓の木枠にも取付可能な二重窓

メーカーを問わず防音、断熱二重窓は、窓の周りにある木枠に取り付けられます。主要サッシメーカーの二重窓製品は枠幅が7cmほどありますので、窓の木枠の奥行きも7cm必要でした。
今回ご紹介するサンタムスというメーカーの断熱二重窓は、枠が大変スリムに出来ており、木枠の奥行きが3cmあれば取り付けられるという商品です。
サンタムスのホームページによれば、
・冷暖房効果もアップ。光熱費も大幅に節約できます。
結露も防止でき、カビやダニの発生が減らせます。
・窓の5m外が道路でも、驚くほどの遮音効果。
・エアコンの設定温度になるまで時間がかかりません。
とのことですが、やはり防音・断熱性能的には、トステムインプラスやYKKプラマードUといったサッシメーカーの製品のほうが優れています。
サンタムスの二重窓の強みは、なんといっても奥行き3cmのスペースに付けられるという点と、枠をビス留めするのではなくテープで貼り付けますので、賃貸物件にもビス穴傷をつけることなく、取り付けが可能という点です。今後賃貸物件を中心に普及していく可能性を秘めた商品だと思います。
ちなみにサンタムスの二重窓にはめ込まれる面材は、ガラスではなく、ポリカボネート板という割れにくい素材ですので、小さいお子様のいらっしゃるご家庭などではその点でも安心です。

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効率のいい冷房のかけ方

空気のかく乱と吹き出しの向きがミソです

夏場に外から帰ってきた時に、家の中がムンムンしていて思わず窓を全開・・・誰でも経験があると思います。最大の要因である、窓から差し込んでくる太陽光線の熱を遮断するために、窓ガラスを遮熱・断熱ガラスに交換することが最も効果の高い対策です。
その上でさらに冷房効率を高める方法として、
■エアコンの吹き出しの向きを上向きにする。
■扇風機、サーキュレーターで空気をかき回す。
といった工夫で、冷房コストをかなり節約する事が出来ます。
どちらの方法も強制的に室内の空気を循環させるというところがポイントです。広く知られている事ですが、最低でも月に1度はエアコンのフィルターも掃除しましょう。これだけの事をやるのとやらないのとでは、冷房効率、冷房コストに大きな差が出てきます。

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