超高断熱真空ガラス「スーパースペーシアR」新発売。一枚ガラスの約4倍の遮熱性能を有します。

 

真空ガラススペーシアシリーズ最高の防結露性能

スーパースペーシア1

このたび日本板硝子より、従来の真空ガラススペーシアの性能を大幅に上回る、最高グレードの断熱遮熱、防結露性能を誇るスーパースペーシアが新発売となりました。スーパースペーシアは、2枚のガラスの間にマイクロスペーサーという真空層を保持する部材を挟み込んでいますが、従来型のスペーシアではマイクロスペーサーの間隔が20ミリであったところを、28ミリに広げ、スペーサーによる熱伝導を半減させることにより断熱性能を向上させました。この技術によって、一般的な3層構造のトリプルガラス同等の高断熱性能を、およそ半分以下のガラス厚で実現する事が出来ました。10.2ミリという薄型構造のため、複層ガラス用のサッシだけでなく、一枚ガラス用サッシにも装着が可能です。(注:サッシによっては装着不可の場合もあります)
熱貫流率0.65W/(㎡・K)という、一枚ガラスと比べて約4倍の遮熱性能を有しており、室内温度20度の場合、室外温度がマイナス50度まで下がらないと、ガラス面に結露が発生しないというデータもあり、この数値は相当スゴイです。もはやガラスというより、壁といってもよいほどの断熱遮熱性能です。熱だけではなく、遮音性能もとても優れていて、JIS等級でT-2をクリアしています。

スーパースペーシア2

実際の省エネ削減効果としては、一般的な一戸建住宅の場合で、比較的断熱性能が高いといわれているLowE複層ガラスと比べましても、年間で約12,000円ほどの冷暖房費の節約につながるというシミュレーションの結果が出ています。気になるのはコストですね。こればかりは実際に現場を見させて頂いて、お見積りしませんと何とも分かりませんので、お気軽に現地調査をお申し付け下さい。

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