東京都がH29年度に省エネ窓断熱改修リフォームに助成金制度を導入

 

1部屋の改修だけでも助成する方針

東京都は省エネ効果の高いエコハウスの普及を目指して、平成29年度予算で窓断熱化工事や、太陽光発電、燃料電池工事などの省エネリフォームに対し、改修費用の6分の1を助成する制度を始めます。これまでにも国の予算で実施されていた、省エネリフォームの助成金、補助金は多々ありましたが、1戸まるごと全体の改修が条件であったり、大変ハードルが高いものでした。東京都の助成金制度は、まずは断熱効果を実感してもらうことを目的にしているため、1部屋だけの改修でも助成されることが特徴です。
1部屋だけの改修でもOKという事は、住みながら無理なくリフォーム工事が実施できるので、仮住まいを考慮しなくて良いというメリットもあります。窓の断熱化とあわせ、太陽光発電、蓄電池、燃料電池などを併用すれば、かなりの光熱費の削減が期待されますので、リフォームに掛けた費用はいずれ回収されるという考え方も出来ます。東京都の狙いは、今回の制度をきっかけにして、1戸全体をエコハウス化するような本格的な省エネリフォームを普及させることにあるようです。

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