ユニットバスと在来工法

コスト重視かデザイン重視か

浴室リフォームの現場で、お施主様からしばしばユニットバス在来工法、どちらがいいですか?と尋ねられることがありますが、それぞれに一長一短があり、ご予算、ライフスタイル、間取りなど、様々な条件のもと、どちらのほうがそのお施主様に向いているのかは変わってくるものだと思います。
それぞれの長所、短所は以下のようなポイントに絞られますので、浴室をどのように造るか、という場合のご参考にして頂ければと思います。
ユニットバス
■長所
・一般に在来工法に比べローコストで、工程が短くて済む
・工場生産品のため出来上がりにムラがない
・二階への設置も比較的容易
■短所
・デザインの自由度が低い
・安っぽく見えがち

在来工法
■長所
・デザインの自由度が高い
・造りによって高級感を醸し出せる
■短所
・一般にユニットバスに比べコストが掛かり、工程も長く掛かる
・施工職人の腕によって出来上がりにムラが出る場合がある
・二階への設置は万一の漏水を考えると避けるべき
ただ、最近ではユニットバスのバリエーションも豊富になってきており、ここで挙げたポイントがすべてのケースに当てはまるわけではありません。ご自身やご家族が浴室の何を重視するか、浴室に何を求めるかという点を充分に吟味してご検討下さい。

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