お住まいの結露で怖いのは・・・

内部結露は見えません

ガラスやサッシに付く結露は表面結露といって、文字通り目に見えて表面に付く結露をいいます。これは目に見える結露なので、ふき取ったり、換気をするなど、気をつけようがありますよね。ところが困ったことに目に見えないところで発生する結露があるのです。目に見えない壁の裏側に水蒸気が侵入して、壁の中で発生する内部結露です。これがお住まいにとっては怖いのです。
木造住宅では壁の中に柱、間柱、梁などの木材が使われています。内部結露がひどいと、これらの木材を腐らせ、お住まいの強度に影響を及ぼすばかりか、シロアリなどの害虫やカビを発生させる床にもなってしまいます。
真空ガラススペーシアや複層ガラスで表面結露への対策を講じると同時に、内部結露にも対策が必要です。ご新築の際でも、リフォームの際でも内部結露対策の基本は以下の3点です。
■壁の内側に防湿シートをすき間なく貼りめぐらす
■その上でグラスウウール、発砲材などの断熱材をすき間なく充填する
■屋根裏や床下の換気を考慮した設計を取り入れる

カテゴリー: 結露対策について. 記事のURL.