交付申請のしめ切りまでいよいよ1ヵ月を切った住宅省エネ2024キャンペーンですが、本日2024年12月6日の時点で先進的窓リノベでは予算の42%がまだ残っており、子育てエコホームでは新築で予算の残り15%、リフォームで予算の残り18%という状況です。交付申請のしめ切り直前の駆け込み需要が急増した昨年度2023年度キャンペーンの時とはだいぶ様相が異なり、とてもゆっくりとした進み具合のように感じます。
理由は明らかではないですが、大きい視点で見れば2023年度の時と比べて経済不安や景気の悪化によって住宅購入のみならず、住宅リフォームの需要までもが減少しているという事なのかもしれません。また、高金利や住宅ローンの条件厳格化によってユーザー様の購入意欲が減ったのかもしれません。
そのような状況の中、次年度2025年度も住宅省エネキャンペーンが継続実施される見込みとなりました。環境省が主幹の先進的窓リノベ、国土交通省と環境省が主幹の子育てグリーン住宅支援、経済産業省が主幹の給湯省エネ、賃貸集合給湯省エネが大きな幹の柱で、枠組みとしては今年度の補助事業と大差は無さそうです。
主に弊社が関連する事業は先進的窓リノベと、子育てグリーン住宅支援となりますが、断熱窓リフォームに使用される主な商品、リクシルの内窓インプラス、YKKapの内窓プラマードU、日本板硝子の真空ガラススペーシアなどは2025年度も変わらずに補助対象商品として登録されるものと思います。
まだ現時点では詳細な補助率、補助金額等々の情報は上がってきておりませんが、今年度に比べてより魅力のある補助率、補助金額になれば2023年度の時のように申請件数が伸びて予算も早く消化される可能性がありますので、弊社でも今後国から発表される情報に注目し、住宅省エネキャンペーン2025の周知、アピールに努めてまいります。