結露に対してはどちらも効果はありますが・・・・・


窓の断熱化を狙っているという意味では、真空ガラス複層ガラスも同じです。ただ、やはり価格に比して効果が違います。

私共の経験則から申しますと、真空ガラススペーシアに交換して、交換前と交換後で結露の量が変わらなかったという事例はありません。真空ガラススペーシアでも、100%完全に結露を止められると保証できるわけではありませんが、少なくとも私共の施工事例の中では、明らかに目に見えて結露の量が減った、もしくはほとんど結露が無くなったという事例が大半を占めます。

一方、複層ガラスはというと、交換後明らかに目に見えて結露の量が減ったというケースが3割くらい、減るには減ったけれども期待したほど減らなかったというケースが5割くらい、あまり減らなかったというケースが2割くらいといったところです。統計を取ったわけではありませんので、感覚で割合いを示しましたが、実際このような感じです。

ちょっと難しい話しとなりますが、ガラスの断熱性能が高いほど、そのガラスにつく結露の量は少ない、結露がつきにくいということが言えます。ガラスの断熱性能は、ガラスを通じて伝わる「熱の量」で表されますが、伝わる熱の量が少ないほど断熱性能が良く、結露がつきにくいということになります。日本板硝子社の試算によると、真空ガラススペーシアは複層ガラスに比べ、ガラスを通じて伝わる熱の量が約半分くらいとの結果が出ています。だからといって短絡的に結露の量も半分かということにはなりませんが、一つの目安にはなる数値かと思います。

一般に複層ガラスは結露、断熱、防音に効果ありとされていますが、実際のところは条件によってかなりその効果の程にバラつきがあり、私共ではあまりお勧めしておりません。