窓の防音対策には、大きく二つの方法があります。一つ目は今お使いのアルミサッシのガラスを防音合せガラスに取り替えるという方法です。これは単純にガラスを防音性能の高いタイプに交換するという方法ですので、アルミサッシは元々の物をそのままお使い頂くようになります。もう一つの方法は、防音二重窓を設置するという方法です。室内側の木枠に防音二重窓を取り付け、この二重窓に、防音合せガラスや複層ペアガラスをはめ込んで、防音性能を向上させるというものです。基本的に今お使いのアルミサッシ、ガラスに手を加えることはありません。ではどちらの方法がより防音効果が高いのでしょうか?
やはり空気層を大きく取れる後者の防音二重窓の設置という方法のほうが、防音性能が高いと言えると思います。前者の方法では今お使いのアルミサッシの基本性能が大きく関わってきます。隙間なくピシッと付いているサッシであれば、防音合せガラスへ入れ替えるだけで相当性能は向上しますが、建て付けが狂ってしまっていたり、気密ゴムが切れたり脱落しているような隙間だらけのサッシでは、いくらガラスを防音性能の高いタイプに取り替えたとしても、隙間から音が出入りしてしまいます。
一方、後者の防音二重窓の取付けでは、今お使いの窓をスッポリ覆うように二重窓を付けますので、今お使いのサッシの状態にはあまり影響を受けません。コストの面では防音二重窓の設置のほうが30%~40%ほど高くはなりますが、防音以外にも断熱性、耐結露性なども大きく向上するというメリットもあります。