網入りガラスの網は、ガラスを割れにくくする、壊れにくくするといった意味合いで入っているものではありません。万一火災が発生した際、隣の建物への延焼を防ぐために、延焼のおそれのある窓には網入りガラスを使用するように法令で定められています。つまり網入りガラスの網は防火性、遮炎性があるということです。通常のガラスであれば、ガラスが炎で溶けて脱落してしまい、そこから火炎が出入りして延焼を引き起こすわけですが、網入りガラスの場合は、その網でガラスを一定時間脱落させずに延焼を防ぐという考えです。
建築基準法によれば、延焼のおそれのある窓とは、具体的には1階の場合で隣地境界線、道路中心線から3m以下の距離にある窓、2階の場合で5m以下の距離にある窓となっています。
網が目障りだということで、最近では網の入っていない防火ガラスも商品化されています。